覆面姿で銃を背負い、はしごをのぼる隊員…。イランの革命防衛隊はホルムズ海峡で船舶を拿捕する様子だとされる映像を公開。対立を深めるアメリカとイランによる2回目の対面協議の行方は不透明です。
【写真で見る】覆面隊員が銃を背負い貨物船へ… “船舶拿捕”の様子
■覆面隊員が銃を背負い… イラン革命防衛隊が“船舶拿捕”映像を公開
イラン革命防衛隊が公開した、ホルムズ海峡で船舶を拿捕したとする映像。
海上を進むイラン国旗を掲げた1隻のボートが、巨大な貨物船に徐々に近づき横付けすると、はしごがかけられ、隊員が次々と乗り移ります。
顔は覆面で隠され、背にはライフルを携えていました。隊員が銃を構え、操舵室に入る様子も映されています。
イランメディアによると、革命防衛隊は22日、3隻の船舶を攻撃し、うち2隻を拿捕したということです。
拿捕されたうちの1隻はギリシャ企業のコンテナ船だと伝えられていますが、ギリシャ外相はアメリカメディアに、「拿捕されたかは分かっていない」と話しています。
■「時間的なプレッシャーない」トランプ氏 停戦延長の期限設けない考え
2度目の対面協議の行方が見えない中、ホルムズ海峡を舞台に激しい駆け引きが続くアメリカとイラン。
21日、イランとの停戦延長を発表したトランプ大統領は翌日、FOXニュースに対し、停戦期間や対面協議について、こう話しました。
トランプ大統領(22日)
「時間的なプレッシャーはない。期限は設けていないし、急ぐ必要もない」
停戦延長について、アメリカメディアが伝えた「トランプ氏が3日〜5日間認める考えだ」とする報道を否定した形です。
ホワイトハウス レビット報道官
「報道は事実ではない。大統領は(停戦延長の)期限を設けていない。最終的には大統領が決める」
ホワイトハウスの報道官も「イランは弱い立場にあり、主導権はトランプ大統領にある」と主張しています。
■アメリカの“イラン内部分裂”主張に元イラン大使は…
なぜトランプ政権は停戦を延長したのでしょうか。
トランプ大統領(21日)
「イラン政府は深刻な分裂状態にある」
