
写真は2025年9月、ニュージーランドの首都ウェリントンで撮影。REUTERS/Marty Melville
[ウェリントン 23日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)のウィリス財務相は23日、イラン紛争で燃料費が上昇し、企業や消費者のマインドが悪化したことを受けて、同国の景気回復は遅れはするものの、頓挫することはないとの認識を示した。
ウィリス氏によると、財務省の最良シナリオでは、原油価格が1バレル=110ドル前後で推移した場合、今会計年度(6月30日終了)のインフレ率は3.9%になる見通し。
原油価格が180ドルまで上昇する最悪シナリオではインフレは7.4%に達する可能性があるが、ウィリス氏は可能性は極めて低いと述べた。
現在のインフレ率は前年比3.1%で、中央銀行の目標レンジである1─3%を上回り、年内の追加利上げの可能性を高めている。
ウィリス氏は経済見通しに関する記者会見で、最良シナリオの可能性が最も高いとした上で「われわれが示しているのは、混乱に見舞われたものの頓挫してはおらず、本年も成長を続ける経済の姿だ」と述べた。
NZ政府は5月28日の予算案発表に合わせ、国内総生産(GDP)、インフレ率、失業率の最新見通しを示す。
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