
ルフトハンザ航空は、子会社ルフトハンザ・シティラインの運航停止に伴い、今夏のフライトスケジュールにおいて合計2万便の短距離便を削減することを明らかにしました。これは全フライトの5パーセント以上に相当する規模となります。
今回の減便は、シティラインの運航終了による影響に加え、燃料価格の急騰が主な要因です。同社によれば、この措置によって不採算路線を整理し、約4万トンの燃料消費を削減できる見込みです。一方で、座席キロベースでの輸送力の減少は1パーセント未満にとどまるとしています。
具体的な影響として、フランクフルト発のブィドゴシュチュ、ジェシュフ、スタヴァンゲルの3路線が一時的に運航を停止します。また、シュトゥットガルトやトロンハイムなど10都市への直行便も削減対象となりますが、これらはグループ内のハブ空港を経由するネットワークによって接続が維持されます。ルフトハンザ・グループは、効率的なハブ運営を進めることで、長距離便への乗り継ぎ利便性を確保しつつ、ネットワークの再編を加速させる方針です。
なお、夏スケジュールにおいて同社における燃料供給は概ね安定していると考えているとし、燃料不足は否定した形となっています。Photo : Lufthansa
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