
米国時間の原油先物相場は、不安定な値動きの中で上昇して取引を終えた。米国とイランの双方から事態のエスカレーションにつながる発言が出る一方、仲介国を通した交渉で事態沈静化につながる可能性も模索されており、市場では強弱材料が交錯している。(2026年 ロイター/Francis Mascarenhas)
[ヒューストン 6日 ロイター] – 米国時間の原油先物相場は、不安定な値動きの中で上昇して取引を終えた。米国とイランの双方から事態のエスカレーションにつながる発言が出る一方、仲介国を通した交渉で事態沈静化につながる可能性も模索されており、市場では強弱材料が交錯している。
清算値は北海ブレント原油先物
が
0.74ドル(0.68%)高の1バレル=109.77ドル、米WTI先物
が0.87ドル(0.78%)高の112.40ドル。
キリスト教のイースター(復活祭)関連の祝日に入る前の前週2日の米国時間の取引では、WTIが約11%、北海ブレントが約8%急伸。上昇幅はいずれも2020年以来最大で、この日の取引でも上昇の流れは続いている。
SEBリサーチのアナリスト、オレ・ハルビエ氏は「週末の間に原油輸送の要衝ホルムズ海峡を何隻かの船舶が通過したことは重要な材料だった」としながらも、市場では今後何が起きるのか見極めようとする動きが強いと指摘。アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「イランの発言は停戦案を拒否しているようにもみえるが、ホルムズ海峡の通過は以前より多く認められている」と言及。ただ「状況は極めて流動的になっている」と述べた。
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