2026年3月2日 午後8時00分

スターバックスの新業態「スターバックス リザーブ カフェ」が2026年4月、大阪の心斎橋PARCOと大丸梅田に相次いでオープンする。西日本では初めての出店となるが、通常のスタバと何が違うのかなど店の特徴をまとめた。

写真を拡大 スターバックス リザーブ カフェおすすめのディップスタイル

通常のスタバと何が違うのか

「リザーブ カフェ」という名前を初めて聞く人のために、まず通常のスターバックスとの主な違いを整理しておく。




 
通常のスタバ
リザーブ カフェ




抽出方法
ドリップ、コーヒープレスが中心
豆に合わせて多彩な抽出方法を採用


メニュー
フラペチーノ・季節限定など多種
リザーブ限定ビバレッジ(4カテゴリー)+コルネッティ


サイズ
Short〜Ventiから選択可
Tallのみ


フード
サンドイッチ・スイーツなど
クロワッサン「コルネッティ」中心、スイーツも


価格帯の目安

(持ち帰り・税込)

ドリップコーヒー:Short 350円〜Venti 510円

ラテ類:Short 455円〜Venti 545円

※2025年2月より一部店舗で立地別価格を導入
579〜880円(Tallのみ・固定)


カスタマイズ
シロップ・ミルク変更など多様
6種コンディメントで調整

※通常店舗の情報は一般的なスターバックスの仕様。店舗により異なる場合があります。

最も大きな違いのひとつがコーヒーの抽出方法だ。通常店舗ではドリップやコーヒープレスが中心だが、リザーブ カフェのブリュードコーヒー「トゥデイズ コーヒー」は、専用抽出機「クローバー バーティカ」で1杯ずつ抽出する。クローバーは真空プレス技術を採用した機器で、豆の個性をクリアに引き出すのが特徴とされる。通常のドリップとは異なる抽出の仕組みで、同じコーヒー豆でも味わいに差が出る。

一方で、いつものフラペチーノや季節限定ドリンクはリザーブ カフェでは注文できない。メニューが絞られているぶん、コーヒーの味そのものに向き合う設計になっている。「普段のスタバのメニューが目当て」という場合は、通常店舗に行く方がよい。

イタリアの朝食文化「ディップスタイル」を体験できる

リザーブ カフェを訪れる前に知っておきたいのが「ディップスタイル」という食べ方だ。イタリアではコルネッティとカプチーノの組み合わせが定番の朝食とされており、コルネッティをカプチーノに浸して食べるスタイルが広く親しまれている。なお、カプチーノはイタリアでは朝の飲み物という文化的な位置づけが強く、日本のように時間を問わず飲む習慣とは少し異なる。

リザーブ カフェではこのスタイルをラテで体験できる。注文したラテにコルネッティの端を軽くひたして食べると、バターとコーヒーの香りが合わさる。1号店(東京・新宿マルイ)の開業からなじみ客が増えているという。店内にはシナモン、カカオニブ、ピンクペッパー、ミントパウダー、黒糖、アガベシロップの6種類のコンディメントが用意されており、好みで組み合わせを変えながら楽しめる。これらは通常の店舗では展開されていないアイテムだ。

コルネッティはプリンチの製法で仕上げており、外はさくっと、中はふんわり。食感が長持ちするため、テイクアウトしてもリベイク不要で食べられる。

メニューと価格一覧

ビバレッジは4つのカテゴリーで展開。すべて定番商品として通年提供される。サイズはTallのみ。

※コルネッティは5〜6種のフレーバーを展開予定。フードは時間帯により品切れの場合あり。

2店舗の違いと使い方

心斎橋と梅田の2店舗は、立地の性格がやや異なる。どちらも施設の営業時間外も開いている点は共通だが、朝の開店時間や席数に差がある。

心斎橋パルコ地下1階店(4月10日オープン)

写真を拡大 心斎橋パルコ地下1階店(4月10日オープン)のイメージ

住所:大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋PARCO B1F

営業時間:毎日 8:00〜22:30

席数:107席(約311㎡)

心斎橋店は駅直結で、107席と席数が多め。夜22時半まで開いているので、買い物や食事の後のコーヒータイムにも使いやすい。朝8時開店のため、通勤前の利用には少しタイミングが合わないかもしれないが、観光客の朝食利用や待ち合わせにも対応しやすい規模感がある。

大丸梅田地下1階店(4月20日オープン)

写真を拡大 大丸梅田地下1階店(4月20日オープン)のイメージ

住所:大阪市北区梅田3-1-1 大丸大阪梅田店 B1F東

営業時間

毎日 7:00〜23:00(オープン当日のみ10:00〜)

席数:48席(約186㎡)

梅田店は朝7時開店と両店舗で最も早く、出勤前の立ち寄りにも対応できる。ただし席数は48席とコンパクトで、混雑する時間帯は座れない可能性もある。コルネッティをテイクアウトして手土産にする使い方も向いている。

こんな人に向いている・向いていない

リザーブ カフェは、コーヒーの種類や注文の自由度よりも「コーヒー自体の質」を優先した設計になっている。フラペチーノの豊富なバリエーションやシーズナルドリンクが目当ての場合は、通常のスターバックスに行く方がよい。

一方、エスプレッソを軸としたすっきりとしたメニューでコーヒーの味をしっかり楽しみたい人、イタリア式のフードと一緒にカフェ時間を過ごしたい人、ディップスタイルを試してみたい人には向いている。

※価格はすべて税込。ビバレッジのサイズはTallのみ。

※プリンチ®、スターバックス リザーブ® は登録商標です。

※情報は2026年4月時点のもの。変更となる場合があります。

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