2025年も残すところ10日、新年の準備を進めている人もいるのではないでしょうか。物価高に悩まされた一年でしたが、正月用の食材の価格も、ことしの記録的な高温の影響で高騰しています。
福岡県内ではこの夏、久留米市で38℃を超えるなど、各地で記録的な猛暑となったほか、12月に入ってからも各地で最高気温が20℃前後まで上がった日がありました。

その影響は正月用食材に及んでいます。“博多の台所”柳橋連合市場の鮮魚店では。
■船津商店・舩津健一社長
「ことしは去年に比べて少し高めのものが多いですね。」
縁起物として、福岡の正月料理には欠かせないブリの価格は、去年に比べ1.5倍ほど高くなっているということです。養殖物が少ないほか、海水温が高く天然物も水揚げが少ないことが要因だということです。

そして、ブリ以上に価格が上がっているのがいくらです。この店で去年3000円台で販売していた250グラムのパックの醤油漬けは、ことしは7000円台と2倍以上に跳ね上がっています。
■舩津社長
「僕らも見たことない値段になっています。1年我慢してもいいかもしれませんね。」

価格の高騰は、ほかの縁起物でもみられます。
■元木寛人アナウンサー
「価格の高騰を受けて、こちらの店では去年まで20個入りで販売していたものを、ことしは15個入りでも販売するということです。」
■和菓子舗 鮹松月・松尾健一郎代表
「もち米の仕入れ価格自体が約2倍になっていますので、4割以上と大幅な値上げという形で今、店頭で販売しています。」
雑煮に欠かせないもち。コメ価格の高騰に引っ張られる形で、もち米の価格も上がりました。この店では去年まで年末は20個1800円で販売していましたが、ことしは2700円に。そのため、少しでも手に取ってもらいやすいようにと、15個2000円でも販売する予定です。

一方、もちと同じく福岡の雑煮に欠かせない「かつお菜」の価格は、平年並みだということです。
