石川労働局がまとめた石川県内の就職内定率の推移ですが、昨今の人材不足に伴い特に高校を卒業した生徒の就職内定率が99パーセント以上、大卒者・専門学校卒もこれに続きますが、最も高いのが高等専門学校の卒業生です。
【写真を見る】大卒よりも高い内定率の「高専卒」 初任給を大卒以上にするところも 優秀な“即戦力”を求め石川高専で企業技術説明会に182社
就職内定率は常に100パーセントです。
企業が高専の学生に熱い視線を送るのはなぜなのでしょうか。
記者リポート「高専卒を対象とした企業の説明会、午前と午後で企業が入れ替わります。背景にあるのは高専を卒業した人の人材としての人気です」
津幡町で14日開かれたのは、石川高専の学生を対象とした「企業技術説明会」です。
10年以上前から開かれていますが、ここ数年は問い合わせが増え、今回は5年前と比べ1.5倍となる182社が参加しました。
石川高専の男子学生「(友達と)日頃からどの企業いこうか、どんな仕事に就こうか話している」
石川高専の女子学生「石川高専のためにこんないっぱい企業が来てくれて本当にありがたい。能登半島地震もあったのでインフラ系に就きたい」
■高専卒の初任給を大卒より多くする企業も
一部の県内企業では、高専卒の初任給を見直し大卒を上回る水準にすることで、獲得に力を入れる企業も出てきています。
企業の採用担当者「(高専の学生は)実際に現場に出たとき仕事の内容と学んでいる内容にすごく親和性がある。授業・学校で学んだことがしっかり活かされていて非常に有利だと思う」
最近では、ビジネスの場でデジタル技術を活用する=DX化が求められる中、学校関係者は情報系の授業を取り入れている点も人気の背景にあるのではと話します。
津田誠副校長「授業で習っている内容がそのまま企業での仕事につながるのがより実感できているのでは。引く手あまたです。一人あたり20〜30社規模できているのでは」
売り手市場が続く学生の就職戦線。即戦力を意識した人材の育成が「高専」人気を支えています。
北陸放送
