舞台芸術の祭典「劇作家フェスティバル2025 げきじゃ!」(岡山市、日本劇作家協会など主催、山陽新聞社共催)が31日夜、岡山芸術創造劇場ハレノワ(同市北区表町)で4日間の日程で開幕した。中四国での開催は初めてで、初日は人気ミュージカル俳優によるライブとトークイベントに大勢の演劇ファンが詰めかけた。
【写真】デュエットする海宝さんと屋比久さん
俳優の海宝直人さん、屋比久知奈さんが「陽ざしの中へ」「サン・アンド・ムーン」などを熱唱。舞台上を動き回りながら豊かな声量で歌ったり、語りを織り交ぜたりしてミュージカルさながらの演出で会場を沸かせた。
トークでは2人が演出家らを交えて、ミュージカルを作り上げるまでの苦労を紹介。「歌や演技が自然に流れ、観客が作品に没入できるよう試行錯誤を繰り返している」と述べ、劇作家や俳優、演出家が何度も意見を出し合って作品を高めていると強調した。
開演前には、同協会の瀬戸山美咲会長と、岡山市の劇作家・角ひろみ運営委員長が「見て、参加して、演劇を身近に感じる機会になれば」と開会宣言。同日は劇作家・演出家の鴻上尚史さんによるトークイベントもあった。
フェスティバルは3日まで。AI(人工知能)を用いた戯曲制作の実演、劇作家が出演する「文士劇リーディング」など21プログラムがある。一般は1日券2千円。追加料金が必要な企画もある。問い合わせは岡山芸術創造劇場ボックスオフィス(086ー201ー2200)。
