V・ファーレン長崎 5連勝で暫定2位 大宮に2−1 GK後藤が何度も好セーブ

【大宮−V長崎】前半追加タイム、V長崎のエジガルジュニオ(左から2人目)が決勝ゴールを決める=さいたま市、NACK5スタジアム大宮(V・ファーレン長崎提供)

 明治安田J2第29節第1日(13日・NACK5スタジアム大宮ほか=6試合)V・ファーレン長崎は大宮に2−1で競り勝ち、5連勝を飾った。11戦負けなし(8勝3分け)で、15勝9分け5敗の勝ち点54。仙台と引き分けた首位水戸と勝ち点で並び、3位から暫定2位に浮上した。前節まで2位の千葉は14日に山口と対戦する。
 V長崎は前半19分、カウンターからマテウスジェズスの左クロスを山口が右足で合わせて先制。30分にCKから同点に追いつかれたが、追加タイムにピトゥカのフリーキックをエジガルジュニオが頭で合わせて2−1と勝ち越した。後半は押し込まれる場面が続いたが、GK後藤が何度も好セーブでピンチをしのぎ、江川らDF陣も体を張ってリードを守り切った。
 第29節は14、15日に残り4試合を実施。第30節は20日、各地で10試合が行われ、V長崎は午後6時から長崎市のピーススタジアムで富山と対戦する。

◎総力戦、勝ち点3つかむ

 闘病でチームを離れているMF名倉が応援に駆けつけた一戦で、昇格を争う大宮を退けたV長崎。終盤の相手の猛攻をしのぎ、ついに首位水戸と勝ち点で並んだ。先制点を決めた主将の山口は「ナグが勇気を与えてくれて、それがみんな足がつるまで体を張るところにつながった。ナグも含め全員で勝ち取った勝ち点3」と総力戦でつかんだ勝利に胸を張った。
 高木監督が「押し込まれる時間が長くて苦しかった」と振り返った激戦。前半終了間際にエジガルジュニオが開幕戦以来となるゴールを決めて2−1と勝ち越したが、後半は好機を生かせず、耐える場面が増えた。猛攻を受ける中、誰ひとり集中を切らさない。GK後藤を中心に全員でボールをはね返し続けた。
 残り9試合。混戦が続くJ2で、前節を終えて勝ち点4差で追いかけてきていた大宮からの勝利は大きい。それでも山口は「一個一個勝ってくしかない。その先に自分たちが思い描いていた景色が見られるんじゃないかな」と気を引き締め直した。

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