ワシントン(CNN) 米サウスウェスト航空が導入した新型機に、コックピットを守るための障壁が設置された。操縦士が飛行中にドアを開ける必要が生じた場合に使用する。
サウスウェスト航空初のボーイング737型機は、他社に先駆けて格納式の障壁を設置。9月1日までのレーバーデー(労働者の日)の連休中に就航した。
障壁の設置は2023年の米連邦航空局(FAA)規定によって、25年夏から全ての新型機に設置が義務付けられた。その後、設置の期限を1年先送りすることで航空各社が合意した。
01年9月11日の米同時多発テロを受け、航空労働組合は長年、例えば操縦士がトイレへ行くなどの目的でコックピットのドアを開ける際に、操縦室を守るための障壁が必要だと訴えていた。

新たに導入された障壁は飛行中にパイロットがドアを開ける必要がある場合にコックピットを保護する/Southwest Airlines
サウスウェスト航空は「我々の確実な安全管理システムは、可能な限り安全対策を強化する積極的なアプローチを講じている」と述べている。
同社に納入される新型機には、全てこの障壁が設置されると同社は説明。現在使用中の航空機への障壁設置については認定された方法が存在しないものの、引き続きボーイングやFAAと連絡を取り合うとした。
航空各社は現在、操縦室がコックピットの扉を開けて外へ出る必要がある場合、飲料カートで機体前方の通路をふさぐなどの対策を講じている。
