大阪・関西万博で8月22日金曜から2日間開かれる「WORLD YOSAKOIDAY」。
こうちeyeではシリーズでイベントに出展する高知県内の商品を紹介しています。「いくぜよ、万博」。8月19日は世界に羽ばたけるよう進化を遂げた高知の郷土料理です。

300年以上の歴史がある県内の「街路市」。この街路市が8月22日・23日の2日間、大阪・関西万博の会場に出現。「WORLD YOSAKOIDAY」と題し高知市の日曜市の出店者のほか県内すべての市町村が参加して万博に高知の特産品が集結します。
その中には、進化を遂げたある郷土料理があるんです。

商品を開発した土佐山田ショッピングセンター社長の石川靖さんが出展するのは、ヴィーガンハラル対応の冷凍の田舎寿司です。

田舎寿司は高知の郷土料理で、ユズ酢のきいたシャリに山の幸をネタにしたお寿司のこと。
この冷凍の田舎寿司は、2018年に田舎寿司を世界に発信しようと「土佐寿司を盛り上げる会」をきっかけに石川さんたちが2年がかりで開発しました。
酢飯には県産のユズ果汁を使用し、寿司ネタは県産のシイタケやミョウガ、タケノコ、リュウキュウを使っています。
開発は試行錯誤の連続だったそうです。

解凍は電子レンジを使います。袋に切れ目を入れて600ワットで約3分温めたらあとは、15分ほど放置するだけ。

■井手上アナウンサー
「通常の田舎寿司と変わらないくらい色鮮やか。ユズ酢の香りがしますね。田舎寿司の香りがします」

しかも、今回万博に出展するのは、2024年に開発したヴィーガン・ハラル対応のもの。菜食主義者やイスラム教徒も食べられるよう、カツオ出汁など動物性の材料を一切使わず、本みりんなどのアルコールを含む調味料も使っていません。

■井手上アナウンサー
「でもカツオ出汁を使わないと風味って物足りなくなりません?」

■石川靖さん
「野菜の出汁をとって(具の)野菜に味付けしている シャリにゴマとショウガを入れることでパンチのないところが補われている」

ヴィーガン・ハラル対応の冷凍の田舎寿司。その味は?

■井手上アナウンサー
「しゃきしゃき。カツオ出汁を使っていないって言っていたが、物足りなさは全然ない。 ミョウガからもしっかり旨味が出ている。 シャリも冷凍したとは思えないくらい、ふっくらとユズのいい香り。それからショウガとゴマも効いている」

ちなみに冷凍するのが一番難しかった寿司ネタはー。

■石川靖さん
「こんにゃくは冷凍したらすごく固くなる。これは冷凍耐性したこんにゃくを使っている」

■井手上アナウンサー
「見た目は普通のこんにゃくの寿司だが、、、いただきます。こんにゃくのぷるぷる感そのまま。味もよくしみている。おいしい。全然冷凍したかどうか分からない」

ヴィーガン・ハラル対応の冷凍田舎寿司は、万博会場の「街路市エリア」で2日間販売されます。

■石川靖さん
「高知にはこんな寿司があるんだということを、自分たちもこの歳になってはじめて実感として湧いた部分がある。その素晴らしい食文化を。世界中の人に食べてもらいたいということを目指してきたので、今回ひとつのきっかけができるというのが楽しみでしかない」

高度な冷凍技術と食材の工夫で、より多くの人々が気軽に食べられるよう進化を遂げた田舎寿司。世界中の人に食べてほしいという石川さんたちの願いが、万博で叶う日まであと少しです。

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