
スタッフの助言を受けながらハローワークで職業を選ぶ児童たち
13の職種 疑似通貨で給料、 納税
小学生がさまざまな仕事を体験しながら仮想のまちを運営するイベント「こどものまち BomBomTown」が17、18両日、野々市市本町の複合施設「にぎわいの里ののいちカミーノ」で開かれた。まちには疑似通貨が流通し、納税や選挙も実施。児童たちは、体験を楽しみながら社会の仕組みを学んだ。(中尾真菜)
初日の17日には約100人の児童が参加し、ハローワークで用意された13の仕事の中から好きな職業に「就職」。起業相談所もあり、自分で作ったアクセサリーや折り紙を販売したり、くじ引きなどのゲームができる店を開いたりする児童もいた。
赤ちゃんの世話をする助産師や、ルール違反をした人を「逮捕」する警察官、他の人にインタビューして記事にする新聞記者などを体験。まちには原則として大人は入場できないが、観光客として訪れた保護者らを案内する「ツアーガイド」の仕事もあった。
一定時間働くと、買い物や遊びに使える疑似通貨「ボンク」を給料として得られるが、そのうちの1割は納税する決まり。17日はまちのリーダーを選ぶ選挙もあった。
リーダーに選ばれた野々市小4年の斉藤陽子さん(9)は「子どもが働いて大人が手伝うのが、いつもとは逆になっていて面白い。笑顔がいっぱいで明るいまちにしたい」と話した。
イベントは市消費生活センターが主催し、子育て支援に取り組む一般社団法人「はぐネット」(同市)が企画運営を担った。意思決定する力を育む消費者教育の一環で、今年で7回目を迎えた。
