
全日本少年軟式野球大会で準優勝を果たした星稜中学校の選手たち=横浜市の横浜スタジアムで(星稜中提供)
中学軟式野球の日本一を決める「第42回全日本少年軟式野球大会ENEOSトーナメント」は15日、横浜市の横浜スタジアムで決勝戦があり、星稜中学校(金沢市)は作新学院中等部(栃木県)に0−2で敗れた。4年ぶりの春夏連覇を目指したが、惜しくも準優勝だった。
星稜中は主戦の服部成主将が先発し、この日も最速146キロの直球で3安打6奪三振の好投を見せた。だが、0−0で迎えた七回1死二塁で、「力が残っていなかった」と甘く入ったスライダーを作新学院の4番打者にスタンドまで運ばれた。打線は、四〜六回に得点圏に走者を置く好機をつくったが、あと一本が遠かった。
春の全国大会決勝で下した作新学院に借りを返された形。五田祐也監督は「互いに失投もミスもあった中で、仕留めることができなかったのは力不足。ただ、春の大会後にプレッシャーでチームがまとまらない時期もあったが、決勝まで来られて選手は成長した」とねぎらった。
服部主将は「負けたけど、悔いは残っていない。どちらに転ぶか分からない中で相手が一枚上だった。横浜に来てから3年生の一体感が増し、準優勝につながった」と振り返った。投打で世代を代表する服部主将は「高校では甲子園に出場し、石川に優勝旗を持って帰りたい」と次を見据えた。(奥田哲平)
