2025.07.07
(最終更新:2025.07.07)

2025年度の「SDGs未来都市」に岩手県遠野市、鹿児島県志布志市など9都市選定 内閣府

【記事の要点】
◇内閣府が2025年の「SDGs未来都市」に全国の9都市を選定
◇2018年度にスタートし、累計で215都市(216自治体)に
◇経済・社会・環境の三側面をつなぐ統合的取り組みや、ステークホルダーとの連携を評価

内閣府地方創生推進室は6月23日、2025年度の「SDGs未来都市」に、岩手県遠野市や東京都西東京市、鹿児島県志布志市など9都市を選んだと発表した。各自治体は、経済・社会・環境の三側面をつなぐ統合的取り組みや、多様なステークホルダーとの連携を通した「自律的好循環」の形成をアピールした。

経済・社会・環境の統合的な取り組みを選定

SDGs未来都市の選定は、地方自治体のSDGsの取り組みのモデルとなる先進事例をつくり、他地域に広げていくねらいで、2018年度にスタート。2024年度まで毎年30都市前後が選ばれてきた。

8年目となる今回は5市4町が選ばれ、選定された都市は累計で215都市(216自治体)となった。2024年度まではSDGs未来都市の中で特に先導的な事業とされる「自治体SDGsモデル事業」が10都市ずつ選ばれていたが、今回は選定されなかった。

2025年度のSDGs未来都市は以下の通り。かっこ内は、各自治体が提出した「SDGs未来都市計画」のタイトル。

1 岩手県遠野市(遠野サステナブルビジョン2030~官民共創で築く持続可能な遠野の未来~)
2 東京都西東京市(ともにみらいにつなぐ、「健幸」に住み続けられるまち西東京)
3 新潟県小千谷市(「みんなの一歩で、SDGsな未来づくり大作戦」)
4 長野県箕輪町(「つなぐ えがく みのわの未来」~SDGsで描くみのわの未来~)
5 静岡県三島市(富士・箱根の自然を未来につなぐガーデンシティみしま)
6 静岡県小山町(富士山と共に生きる 持続可能なまちづくり)
7 大分県日出町(自然環境と調和した豊かな暮らしを未来へつなぐまちづくり)
8 宮崎県高鍋町(先人の起業家精神を学び、ワカモノがSDGsの考えを事業創出に繋げるまち)
9 鹿児島県志布志市(美しい地球と誇れる志を 子どもたちに―令和版 志布志モデルの構築―〈ごみ分別から森や海を守り、稼ぐゼロカーボンシティ 志布志へ〉)

このうち新潟県小千谷市は、「誰もが笑顔で安心して暮らせるまち」をめざし、首都圏などとの二地域居住の推進や、女性のトータルライフケアなどに取り組んでいくとした。静岡県三島市は、市民や地域、企業と連携して水や緑の保全活動や花を活用した美しく品格のあるまちづくりを進める、という内容の計画をまとめた。

各都市の提案書類は後日、内閣府のウェブサイトで公開される予定。

朝日新聞SDGs ACTION!編集部

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