そしてBMXとスケートボードに並び、このX Gamesを盛り上げる立役者になっているのが「Moto X(フリースタイルモトクロス)」。大会初日には競技としてベストトリック種目が、最終日にはデモンストレーションとしてライダーたちの息をのむ豪快なライディングが披露されて「X Games Osaka 2025」を二日間にわたり大会を最高潮に盛り上げて締め括った。

また今回は各競技による世界最高峰の戦いはもちろんのこと、イベントをさらに盛り上げる様々な豪華音楽ライブやBMX・スケートボード体験会なども行われ、フードトラックやオフィシャルバーなども設置されては五感で来場者を楽しませた。

本記事では今大会の花形種目として会場を盛り上げたMoto Xのメダリストのライディングと、連日イベントを盛り上げた豪華コンテンツをまとめて紹介。

X Games Osaka 2025にて初の屋内開催となった「Moto X・ベストトリック」はロブ・アデルバーグが2大会連続の金メダルを獲得!

今大会の競技フォーマットは2本のトライのうちのベストスコア採用方式で争われ、5名の招待選手が出場。そのスタートリストはベニー・リチャーズ(オーストラリア)、渡辺元樹、東野貴行、ロブ・アデルバーグ(オーストラリア)、ジャクソン・ストロング(オーストラリア)となり、今回はどんな世界最高峰のトリックが飛び出してくるのかが注目の一戦となった。

以下は入賞者3名が魅せたベストトリックを紹介。

まずは今回金メダルを獲得した本種目X Games最多メダリストのロブ・アデルバーグ(オーストラリア)の「ロウドヴァ・フロントフリップ」を紹介。このトリックはトリックを前方に1回転する「フロントフリップ」をしながら、サドルを掴みながら足をハンドルに引っ掛けて仰け反る「ロウドヴァ」で行うという超大技。

もちろん前回転するため、前方に投げ出されるような遠心力に耐えながらもバイク上で仰け反るという超高難度のこのトリックを大会初メイクし、92.66ptをマークすると自身9個目のX Games金メダルを獲得して通算19個目のメダルを記録した。

本種目で銀メダルを獲得したのはベニー・リチャーズ(オーストラリア)。彼がメイクしたのは「スペシャルフリップ」というバイク上で「ボディバリアル」をするトリック。バイクの上で自分自身が後方一回転して戻るというこの高難度トリックを決めたFMX界では24歳という若手の彼が見せたパワフルでクリーンなライディングに会場は大盛り上がりだった。

そして今回X Games銅メダルを獲得したのは、長年FMX業界を牽引するレジェンドライダーであるジャクソン・ストロング(オーストラリア)。彼がメイクしたのは「フロントフリップ・シートグラブインディエアー」という前方に1回転する「フロントフリップ」の中で両手を離してサドルを掴み、足をクロスして投げ出す「シートグラブインディエアー」のコンボトリック。ストロングのスタイルが溢れた豪快なトリックに会場は歓声と共に盛り上がっていた。

Share.