Neowinは6月18日(現地時間)、「Redesigned Windows 11 Start menu: What users wanted and what Microsoft delivered」において、Windows 11の新しいスタートメニューがユーザーの要望にどの程度応えているかという視点で行った、独自の検証結果を公開した。

Microsoftは現在、Windows 11向けにスタートメニューの大幅な刷新を計画中で、Insider Program向けにプレビュー版を公開している。

Windows 11でスタートメニューを開発中

Microsoftが開発中のWindows 11の新しいスタートメニューは、現時点ではWindows Insider ProgramのDevおよびBetaチャネルの一部の参加者だけが先行して利用できる。この新しいスタートメニューでは、スクロール可能な1つのページに「すべてのアプリ」セクションを加えて全アプリを表示するなど、Windows 11が登場して以来となる大幅なUI/UXの変更が行われている。

実現率は5割弱だが、確実に前進

一方Neowinは、2023年にユーザーがスタートメニューに対して望んでいる10個の機能改善をまとめて紹介。この10個の改善は、WindowsのフィードバックHubへの投稿を参考に作成したものだという。

今回Neowinは、新しいスタートメニューが、当時の要望をどの程度実現しているのかについて検証した。その結果は次のとおり。




要望
状態


1
「おすすめ」セクションを非表示にできるようにする
完了


2
カスタマイズ可能なオプションを増やす
未実装


3
スタートメニューのサイズを変更できるようにする
ある程度実現


4
Windows 10スタイルのスタートメニューに戻す
未実装


5
「すべてのアプリ」セクションにグリッドビューを採用する
完了


6
ピン留めしたアプリの右クリックでジャンプリストを表示する
修正が必要


7
「すべてのアプリ」をデフォルトで表示する
完了


8
スタートメニューを全画面表示できるようにする
未実装


9
ライブタイルを復活させる
未実装


10
スタートメニューボタンをシステムのアクセントカラーに合わせる
未実装

ユーザーが制御できる部分は少ない

完全に実現したものが3件、一部実現しているものが2件、残りは未実装のままだ。未実装なもののうち、「カスタマイズ可能なオプションを増やす」以外は、実現する可能性は高くなさそうだ。カスタマイズ性については、Microsoftは「これまでよりも高めた」と主張しているが、独自のカテゴリーの追加ができないことをはじめとして、依然としてユーザーが制御できる箇所は少ない。

実現率だけ見れば5割弱にとどまるものの、ユーザーの要望に応えるために改善を続けているというMicrosoftの姿勢は見て取れる。少なくとも、不満の多い2ページ構成を廃止したことや、「おすすめ」セクションを非表示にできるようにしたことは高く評価するべきだろう。

Microsoftでは、引き続き新しいスタートメニューに対するユーザーの意見や問題の報告を募集している。まだテスト段階であるため、未実装の機能でも、要望が多ければ実装される可能性がある。興味があるなら、Insider Programに参加して、自分の目で新しいスタートメニューの使い心地を確かめてみよう。

Share.