10日午前、福岡市中央区の国道、通称「国体道路」で起きた陥没事故から一夜明けた11日、埋め戻し工事が終わり、午前6時50分すぎ、通行止めが解除されました。

国体道路の通行止めは、午前6時50分すぎに解除されました。

陥没があったこの場所は、市の中心部・天神のすぐそばです。

周囲には飲食店や洋服店が建ち並んでいて、普段は人通り・車通りとも非常に多い地区です。

福岡市としては陥没の影響を最小限にとどめようと、夜通し復旧作業を進め、半日あまりで工事を終えたかたちです。

これから通勤・通学の時間帯となります。

現場で復旧を見守った福岡市の高島市長は「工事関係者の皆さんも夜通し頑張っていただいた。本当は午前5時が目標で、午前5時50分台に西鉄バスの始発が走るので間に合わせたいと思っていたのですが、いろいろと時間がかかった部分があって、午前6時53分となりました。おかげで午前7時までには何とか全面復旧することができました」と話しました。

その上で「通勤ラッシュ、一番のピークの時間帯の前に終われたことはよかったなと思います」と話しました。

一方で、陥没の原因究明については「これは博多駅前の陥没事故でもあったことなのですが、原因を究明することですべてを止めてしまう、初動対応が遅れてしまえばしまうほど被害が拡大しますので、どのバランスをとっていくかということだと思います。福岡の大動脈でこれだけ交通、市民生活に大きく影響が出る分については、復旧を早めるということは間違いない選択だと思っています」とした上で「これからできるかぎり、原因がどこにあったのかということの究明になると思います。中は流動化処理土で固めているので、これ以上落ちることはないと思うので、ここから分かる分については原因の究明をできるかぎりしていきたい」と話しました。

今回の復旧工事では、穴の埋め戻しに2016年の博多駅前での陥没事故と同じ「流動化処理土」と呼ばれる水の中でも固まるセメント系の材料を使い、その量はミキサー車で5杯分で、前回の事故の200分の1程度の量だったということです。

Share.