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2025年6月9日 14:27

【速報】兵庫・斎藤知事「指示したことはない」元総務部長への"漏洩指示"を改めて県議会で否定 元県民局長の私的情報漏洩問題

9日

 兵庫県の斎藤知事の疑惑を告発した元県民局長の私的情報を元総務部長が漏洩した問題で、9日、斎藤知事は「指示したことはない」と自身による漏洩の指示を改めて否定しました。

 この問題では、斎藤知事などの疑惑を告発した元県民局長の“私的情報”を、知事の“側近”だった井ノ本知明元総務部長が漏洩した問題を調査した第三者委員会が、先月、本人を含む複数の職員の証言などから「斎藤知事や片山元副知事が指示した可能性が高い」と結論付けました。

 9日に開かれた兵庫県議会の本会議では、ひょうご県民連合の中田英一県議が「第三者委員会の報告によれば、知事による漏洩の指示があった可能性が高い。しかし、知事への追及をせず、トカゲが尻尾を切るように、元総務部長に責任をなすりつけて、幕引きを図るような対応であり、独裁的な体制、コンプライアンス機能が働いていないとしかうつらず、さらなる不信を招いているのではないでしょうか。司法判断を仰ぐためにも、県として知事及び元副知事を刑事告発する以外に、ないのではないか」と事実関係を追及。

 これに対して斎藤知事は「これまでの認識通り、指示したことはない。処分は尽くされている、刑事上の厳罰を求めることはしないと決めた」と返答しました。

■「給与カット案」は表決見送り? 一部会派からは「辞職すべき」の声も

 斎藤知事はこれまで一貫して指示を否定してきたものの、情報漏洩が発生した責任を「組織の長」として取るため、6日、県議会に給与をカットする条例案を提出しました。現行は給与を3割カットとしていますが、7月から9月までの3か月間、5割カットするとしています。

 指示に関して第三者委員会の結論と知事の間に隔たりがあるなか、議会からは現状では知事の処分案の妥当性を決められないとする声もあります。県関係者によりますと県議会の複数の会派では条例案を「継続審議」にするため、すでに調整が始まっています。

 また、立憲系の「ひょうご県民連合」は「知事は辞職すべき」として条例案に反対する態度を決めています。

最終更新日:2025年6月9日 14:28

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