三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、中国における法人・投資銀行業務の収入増加を見込んでいる。中国企業が再び国外への事業拡大を計画していることが、増収につながるとみている。

  MUFGバンク(中国)の法人・投資銀行部門責任者、ベンジャミン・ラム氏によると、中国におけるMUFGの顧客の多くが現在、合併や買収の相手を探したり、海外ネットワークの拡大を目指したりしている。同氏がインタビューで語った。

  ラム氏は、2025-26会計年度に部門の2桁台の増収を目指していると述べた。中国における投資家の意欲が高まっていると指摘した。前年度の増収率には触れなかった。

  貿易関係の緊張や国内需要の低迷を背景に、より多くの中国企業が海外での機会を模索するようになり、中国からの海外投資は増加している。同時に、テクノロジーや消費などのセクターについてのセンチメントの改善により、中国のオンショア証券への2月の資金流入は過去最高ペースに達した。

  中国企業は慎重なポジショニングを長年続けてきたが、以前からの「グローバルな投資戦略を継続しなければならない」とラム氏は述べた。

  現在中国に14の支店を持つMUFGは、電気自動車(EV)、スマートフォン部品、太陽エネルギーなどの分野の中国企業顧客へのサービス提供に重点的に取り組むとラム氏が語った。

原題:MUFG Expects Revenue Lift From More China Firms Going Abroad(抜粋)

 

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