公演で笑顔を見せる佐倉さん(中央) 鹿児島県の「かごしまPR大使」を務めるご当地アイドルグループ「S☆UTHERN CROSS(サザンクロス)」の1期生で、中心メンバーとして活躍した佐倉しおりさんが13年間の活動に幕を下ろした。卒業公演では約300人のファンが見守る中、晴れやかな笑顔でステージを後にした。(井芹大貴)
4月29日、鹿児島市のライブハウス。佐倉さんの目には、会場を埋め尽くすファンの姿が映っていた。グループ結成時には想像もできなかった光景だ。この日の公演では、鹿児島弁を盛り込んだり、世界自然遺産・奄美をPRしたりする曲など、30曲以上を歌い上げた。「みんなからもらった愛を心にしまって幸せに生きていきたい」。涙で声を詰まらせ、感謝を伝える場面もあった。 テーマパークなどでダンサーになるのが夢だった。鹿児島市出身で、市外の芸能学校に通っていた時にオーディションに応募。引っ込み思案な性格で、「自分が合格するとは思いもしなかった」と振り返る。 歌を教わった経験はなく、幼い頃から習っていたダンスはヒップホップで、アイドルの踊りとは異なった。グループの1期生は10人以上いて、数年間はマイクを握らせてもらえなかった。自己アピールが苦手で、公演後の物販で自分だけファンが集まらない経験もした。 1 2
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