運転手の長時間労働が規制されたことで生じている「2024年問題」に対応するため、退官後の自衛官をトラックやバスの運転手として確保しようとする取り組みが広がりつつある。国土交通省の九州運輸局佐賀運輸支局などは今月、退官予定の自衛官を対象にした事業説明会を初めて開いた。大型免許などを持つ自衛官のセカンドキャリアにも生かせる取り組みで、運輸業界関係者は「運送業を支える担い手を確保したい」と期待している。(森永健太)
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佐賀県5社が説明・体験会 「今、皆さんは国民の生活を守っていただいている。今後は、その『守る』という気持ちをバス運転手として表現してほしい」
路線バスの運転操作を見学する自衛官(右)(10日、佐賀県吉野ヶ里町の目達原駐屯地で)=森永健太撮影
陸上自衛隊
目達原(めたばる)
駐屯地(佐賀県吉野ヶ里町)の大教場で今月10日に開かれた事業説明会。バス会社の担当者が自衛官らに訴えた。
説明会には県内のバス、タクシー、トラック会社計5社が参加し、運転手の1日を動画で紹介するなどして業務内容を解説した。参加者約30人の多くは、同駐屯地や久留米駐屯地(福岡県久留米市)などの所属で、退官を控えて再就職などを検討しているという50歳代の自衛官だ。 バスやトラックの車両に、自衛官が「乗客」として乗って敷地内を走行する体験会も行われた。隊員らは1班3~4人に分かれて乗り込み、約1キロを走行。乗客の乗り降りを想定し、停留所に見立てた場所も設けられた。自衛官は運転操作を熱心に見入っていた。 1 2 3
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