藤原頼通像などが並ぶ会場(京都府宇治市で)藤原頼通像などが並ぶ会場(京都府宇治市で)藤原頼通の文化的側面も紹介されている(京都府宇治市で)藤原頼通の文化的側面も紹介されている(京都府宇治市で)

 世界遺産・平等院(京都府宇治市)の春期特別展「藤原頼通の旅路」が23日、境内の「平等院ミュージアム鳳翔館」で始まった。 平等院は、平安時代の摂政・藤原道長の別荘を、子の頼通が1052年に寺院に改めたことが始まりとされる。頼通の没後950年を記念して企画された。 新古今和歌集に選ばれた頼通の和歌を、石清水八幡宮の社僧だった松花堂昭乗が江戸時代にうつした和歌切(初公開)や、頼通の和歌が収録された後拾遺和歌集の版本など、歌人としての側面を紹介する。 頼通の像として唯一伝わるという「藤原頼通像」や、平等院創建について記した鴨長明の歌論書・無名抄の版本なども並ぶ。学芸員の田中正流さんは「頼通の文化的な側面を知ってもらえれば」と話す。 1期(6月2日まで)、2期(6月4日~7月21日)、3期(7月23日~8月28日)で展示替えする。

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