栃木県那須町の河川敷で男女の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された男が遺体発見前日、東京都内のコンビニ店で自分名義の車を仲間2人に引き渡していたことが捜査関係者への取材でわかった。男は「2人が遺体を焼くなら誰も来ない所がいいと話していた」と供述しており、警視庁は事件に関与したとみて行方を追っている。遺体が見つかった現場付近を調べる捜査員ら(17日午前、栃木県那須町で、読売ヘリから)=尾賀聡撮影遺体が見つかった現場付近を調べる捜査員ら(17日午前、栃木県那須町で、読売ヘリから)=尾賀聡撮影
 埼玉県越谷市の建設業平山
綾拳(りょうけん)
容疑者(25)は仲間と共謀して16日、東京都千代田区の飲食店経営宝島龍太郎さん(55)と妻とみられる女性の遺体に火を付けて損壊したとして21日に逮捕された。

 捜査関係者によると、防犯カメラの解析で、平山容疑者が15日午後9時半頃、自分名義の車で都内のコンビニ店に到着し、その後、仲間2人と合流していたことが判明。平山容疑者は約1時間半後に1人で店を離れたが、2人は同11時半頃、この車で走り去っていた。 宝島さんらは同11時頃、物件探しのため品川区東品川を訪れており、警視庁はその後、平山容疑者名義の車に乗ったとみている。 平山容疑者は仲間2人について「複数回飲食をしたことがあるが、本名は知らない」と供述。事件数日前、2人とは別の人物に指示されてガソリンや粘着テープを購入し、車に積んでいたと説明しているという。 車は16日未明に遺体発見現場付近を走行していた。車のトランクや後部座席には被害女性の血痕があり、警視庁は宝島さんと女性が暴行を受け、連れ去られた可能性が高いとみている。

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