ダイハツ工業による自動車の認証試験の不正で、国土交通省は19日、「ムーヴキャンバス」など3車種について、安全・環境基準への適合が確認されたとして出荷停止の指示を解除した。これで国内での現行生産車27車種すべてで指示が解除された。 他に基準適合を確認したのは、「ロッキー(ハイブリッド車)」とトヨタ自動車に供給する「ライズ(同)」。生産終了済みの18車種についても順次、安全性などの検証を進めている。
ダイハツ工業本社(昨年12月20日、大阪府池田市で、読売ヘリから) ダイハツや豊田自動織機は、自動車やエンジンなどの量産に必要な「型式指定」を受けるための認証試験で、不正を繰り返していた。これを受け、国交省は自動車関連メーカー84社に対し、不正の有無を改めて調査し、今月末までに報告するよう指示している。この報告に虚偽のあったことが判明した企業には、道路運送車両法に基づき、最高2億円の罰金が科される恐れがある。
さらに今月9日には、型式指定を巡る不正の抜本的な防止策を議論する検討会を設置した。外部有識者の意見も踏まえ、今夏までに対策をまとめる。
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