富山空港に すし専門店オープン 飛騨牛にぎりも提供

26日にオープンした「廻転とやま鮨」ですしを味わう来店客=富山空港

 愛称が「富山高山すし空港」となった富山空港に26日、すし専門店「廻転とやま鮨」がオープンした。空港内ですしを味わえる店舗が二つに増え、県のブランド戦略「寿司(すし)といえば、富山」を盛り上げる。飛騨牛にぎりも用意し、新愛称に込めた飛騨高山の玄関口としての存在感をPRする。

 廻転とやま鮨は富山空港1階で開業。シロエビをはじめ、富山湾の幸を使った本格的なにぎりずしを地酒とともに味わえる。元々1階にあり、今月1日に2階に移転したすしやブラックラーメンを提供する「とやま鮨らーめん」の跡のスペースを活用。同店のすしは押しずしとなっており、双方の特色を明確化させた。

 26日は午前10時半の開店から観光、ビジネス客でにぎわった。息子2人と訪れた川崎市の会社員、福田啓太郎さん(44)は「プリプリでおいしい」とホタルイカの軍艦巻きに舌鼓。空港の愛称は知っていたというが「富山のすしは食べたことがなかった。1泊の県内旅でいろんな名産を食べたくなった」と声を弾ませた。

 廻転とやま鮨、とやま鮨らーめんなど空港で飲食3店舗を構えるビーライン(富山市)の嶋智弘専務(47)は県のブランド戦略を踏まえ「すしをフックに富山の魅力を多くの方に伝えられれば」と話す。空港を運営する富山エアポートの村岡晋平常務執行役員(62)は愛称を念頭に「本格的なすしを出す店は必須だった。『本物』を求める人にも喜んでもらえる」と期待を込めた。

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