
2026年6月19日(金)vol.133
梅雨明けはいつ?
沖縄地方は6月に入って雨の降り方が一気に変化しました。台風6号が5月下旬から6月にかけて沖縄本島地方に接近し、その後は熱帯低気圧が近づきました。その後も梅雨前線の影響で各地で今週にかけて雨が降り続きました。
沖縄地方の梅雨明けの平年値は6月21日ごろとなっています。なお、2025年の梅雨明けは6月7日で過去最も早い梅雨明けとなりました。今年の梅雨明けの見通しはどうでしょうか。
7月5日(日)にかけての各地の天気と気温の予想を見てみましょう。今回はこの予報の見方に注意が必要です。県内各地で晴れマークがずらっと並び、夏が来たかな?と思わせるような予報となっています。ただ、6月19日(金)現在、マリアナ諸島には熱帯低気圧が発生しています。午後3時時点で、24時間以内に台風に変わる予想となっています。
今後、熱帯低気圧は発達しながら西寄りに進み、20日(土)には台風に変わる見通しです。その後は進路をやや北寄りに変えて、23日(火)には強い勢力となって、24日(水)には強い勢力を維持したままフィリピンの東に進む見込みです。
この先の気圧配置と雨の予想を見てみますと、29日(月)には先島諸島付近で雨や風が強まる予想も出ています。
台風の動向によって今後の予報が大きく変わる可能性があるため、梅雨明けのタイミングは台風の動きを見ながらになるかもしれません。今後発生する見込みの台風への備えをお願いします。
23日(火)の慰霊の日は、沖縄本島南部ではおおむね晴れて最高気温は30℃前後の予想となっています。厳しい暑さが予想されますので、式典に参加される皆様は熱中症への対策をお願いします。
なお、6月19日(金)午前0時時点での沖縄本島の合計11ダムの貯水率は94.3%で平年値との差は−0.2ポイントでほぼ平年の値に近い状況となっています。※平年値は過去10年の平均値(参照:沖縄県企業局HPより)
21日(日)は夏至の日 梅雨明けを感じさせるような日差し
沖縄では夏至の頃に太平洋高気圧の周囲をまわる風と沖縄から北上した梅雨前線に向かう風が加わり、強い南〜南西風が吹きます。これを『夏至南風(カーチーベー)』と表現しています。
今週末の沖縄地方は、梅雨明けを感じさせるような日差しが降り注ぐでしょう。
ただ、にわか雨の可能性がありますので急な雨にご注意下さい。降ってもすぐに止む雨となりそうです。最高気温は30℃前後でこの時期らしい暑さが続きそうです。
また、6月19日(金)は、八重山地方に熱中症警戒アラートが発表されています。時間を決めての休憩や水分補給など、周りの方の声掛けも大切です。
崎濱綾子
気象防災アドバイザー/気象予報士/防災士(株式会社ウェザーマップ)
沖縄県宜野湾市生まれ。ミスはごろもとして地元の観光大使を務める。RBC琉球放送でラジオ・テレビのリポーター、QAB琉球朝日放送で気象キャスターを担当。2005年に沖縄初の女性気象予報士となる。2005〜2016年3月までRBC琉球放送の夕方のニュース番組で月〜金曜日の気象キャスターを担当。2016年4月から東京の本社で勤務。Yahoo!ニュース動画出演・記事執筆を担当。Yahoo!ニュースエキスパート。好きな天気現象は、夏至南風(カーチーベー)。
