「マイフレンド、ウェルカム!」

 6月2日午後、日本代表の一行が全日空のチャーター機でメキシコ北東部の中都市モンテレイ(ヌエボ・レオン州)の空港へ到着。サムエル・ガルシア州知事が日本代表の背番号30のユニフォームをまとって笑顔で出迎えた。選手たちに白いソンブレロを自ら手渡すと、長友佑都が嬉しそうにかぶった。そしてマリアッチが歓迎の音楽を奏でた。

日本語メッセージの一方で…練習場を転々

 一行を乗せたバスは、パトカーに先導されて郊外のホテルへ到着。ホテルの従業員が両手に日の丸の小旗を持ち、「オレー、オレ、オレ、オレ、オラー、ハポン、ハポン」のコールを繰り返す。選手たちがバスを降りてくると、地元ファンから歓声が上がった。日系の子供たちも、「サムライブルー、ようこそモンテレイへ」といった手作りの日本語メッセージを掲げて歓迎した。

ADVERTISEMENT

 初練習は、3日午前10時から。当初は、地元のメキシコ1部ティグレスのトレーニングセンターで行なう予定だった。しかし芝生の状態が悪かったため、同行しているU-19代表が練習する予定だったヌエボ・レオン自治大学の練習場へ急遽変更。ところが、ここの練習環境も思わしくなかった(※報道によると、久保建英が「地面が非常に硬く、穴もあった」、「選手たちは、ダッシュしたりボールを競り合うのを怖がっていた」と語っている)。

 このため、4日以降は宿舎から30km近く離れたメキシコ1部モンテレイの練習場を使用することになった(久保によれば、ここの練習環境は良好)。ただし、午前中にクラブの練習が予定されていたため、日本代表の練習は午後となった。当面、日本代表は5日以降もこの練習場を使用したい意向だが、クラブが練習しない時間帯に限られる模様。国外キャンプ開始早々、不慮の事態に見舞われてしまった。

直撃取材を受けた長友「タキートスって何?」

 地元で話題となったのが、3日の練習前に選手たちがホテルの向かいにあるカフェテリアへ徒歩で向かった際、地元の有力紙『ABCノチシアス』が行なった長友佑都へのスペイン語での突撃インタビューである。

――モンテレイの町の印象は?

【次ページ】 久保も「自分はここで愛されている」

Share.