2026年6月4日 18:34

警察に任意同行される村上容疑者
市職員への働きかけで、大洲市議会議員が逮捕されました。
一般廃棄物収集業務に関する行政処分をめぐり、現金100万円の賄賂を業者から受け取ったとして、大洲市の市議会議員があっせん収賄の疑いで警察に逮捕されました。
■滝口記者
「いま男の自宅に、捜査員らを乗せた車が到着しました」
逮捕されたのは大洲市北只の大洲市議会議員、村上常雄容疑者(67)です。
警察の調べによりますと、村上容疑者は去年9月、一般廃棄物処理業の実質的経営者の男性から廃棄物の搬入に関し、許可の取り消しなどの行政処分を逃れるため、市職員に働きかけてもらうよう依頼を受けました。
その依頼を受け、村上容疑者は大洲市の職員にこれらを行わないよう働きかけ、その謝礼として現金100万円の賄賂を男性から受け取った疑いが持たれています。

きょう午後、警察は村上容疑者の自宅を家宅捜索。捜査に支障があるとして村上容疑者の認否は明らかにされていません。
市職員への働きかけを依頼した男性の会社は、大洲市から家庭ごみの収集を行う業務委託を受けていましたが、去年、会社や飲食店などから出る事業系一般廃棄物も混在させて大洲市環境センターに搬入したことが発覚し、委託内容に違反しているとして、大洲市から聞き取りを受けていたということです。
警察は、賄賂を渡したこの男性についても、贈賄の疑いで任意で捜査を進めています。
村上容疑者の逮捕を受け、大洲市の二宮隆久市長は「市議会議員から職員に対して、何らかの働きかけがあったとして、あっせん収賄の疑いで市議会議員が逮捕されたことについて、大変重く受け止めています」などとコメントしました。
今後、市では実際に職員に対して、どのような働き掛けがあったのか調査するとしています。
また大洲市議会の新山勝久議長は「事実であれば誠に遺憾なことであり、深くお詫び申し上げます」なととコメントしています。
最終更新日:2026年6月4日 19:46
