
東京都、Xで監視指導強化 「マンジャロ」無許可販売に警告連発
東京都がSNSの「X」上で、医薬品医療機器等法(薬機法)に違反する無許可の医薬品販売に対する監視や警告活動を強化している。2025年から外部の民間企業への委託により、違法販売が疑われる投稿を効率的に収集するシステムを導入したことが背景にあるとみられる。
東京都保健医療局健康安全部薬務課の公式Xアカウントは、2型糖尿病治療薬「マンジャロ」などを無許可で販売しているとみられるアカウントに対し、直接リプライ(返信)を送る形で警告を行っている。
警告文では「医薬品であるマンジャロを許可等なく販売等することは医薬品医療機器等法に違反します。直ちに販売を中止してください」と明記し、強い姿勢で中止を迫る。
都によると、指導や警告の対象はあくまで「医薬品の販売に関する投稿」としているが、具体的な抽出基準については明らかにしていない。現在、マンジャロの違法販売アカウントに対しては、1週間に10件弱のペースで警告が実施されている。
5月27日には、X上で「都薬務課のアカウントが、マンジャロのPRを行っていたインフルエンサーに対して指導・警告を行った」とする情報が一部で拡散された。ただ、同課のアカウントに該当する警告の記録はなく、インフルエンサーへの指導を巡る情報は「デマ」であったとみられる。
