
松井慶太さん(中央奥)に見守られながら指揮者体験をする生徒(右奥)=金沢市の県立音楽堂で
金沢市内の中学1年生に向けた、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の演奏会が2日、同市の県立音楽堂で始まった。生徒はプロの迫力ある音を楽しんだほか、指揮者体験でマエストロ気分を味わった。3日までに、私立を含む全31校1分校の約4200人が参加する。
音楽を通じて豊かな心を育もうと、市と市教委が主催し今年で4回目。生徒は、ベートーベンの交響曲第5番「運命」第1楽章など、クラシックを中心に9曲を鑑賞した。人気バンド「ミセス・グリーン・アップル」のメドレーでは自然と手拍子が。オルガニスト春日朋子さんによるパイプオルガンにも耳を傾けた。
指揮者体験では、代表の2人がステージに上がり、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」に挑戦した。指揮者の松井慶太さんに「レモンの『レ』を描くように」と教わり、たどたどしく指揮棒を振ると、38人の楽団員がぴったりと音色を合わせた。芝原中の徳野華音(かのん)さん(12)は「リズムを取るのが難しい。客席より近くて演奏の仕方がよく見えた」と話した。(高橋雪花)
