
銀行員が「仮想体験ツール」で実際の特殊詐欺の手口を体験 広島県銀行協会が訓練を主催 水際で防ぐ能力や防犯意識の向上へ
過去最悪のペースで被害が増え続ける特殊詐欺。その詐欺被害を水際で防ぐ能力や防犯意識を養うため、広島県銀行協会が主催した「銀行員が特殊詐欺の手口を体験する訓練」が3日に広島市で行われました。
開始の挨拶で広島県銀行協会の中村裕司 次長は、「金融機関の窓口は被害を未然に防ぐことが出来る『最後の砦』です」と述べました。
特殊詐欺被害は過去最悪のペースで増え続けていて、4月末までに広島県内で発生した特殊詐欺の被害額は約21億9000万円にのぼります。その被害を水際で防ぐために広島県銀行協会に加盟し、広島市内に本支店のある11の銀行が参加しました。
RCC
講師を務めたのは広島県警とソフトバンクです。
訓練では、講師が最新の手口や被害を予防できるスマホの機能を紹介したり、参加者が生成AIを用いた詐欺被害仮想体験ツールで詐欺の手口を体験したりしました。
参加した銀行員は「金融機関としてお客様と接する機会が多い。今回の話を同僚に伝えて、詐欺被害を未然に防げるように気を付けたい」と話しました。
訓練は5月にも行われていて、今回と合わせて42人の銀行員が参加しました。
