
Ekiden Group Ltd.(代表:アンナ・ディングリー)は、2026年6月12日(金)に英国で開催の「FT日経 UK駅伝」において、石川県と連携し、能登半島地震からの復興支援および日英文化交流を目的とした取り組みを実施します。石川県の学生2名を英国へ招待するほか、能登半島地震で被災した家屋の木材を活用したトロフィー制作、能登復興支援団体への寄付、石川県の伝統工芸品・食文化の紹介などを行います。
UK駅伝では、単なるスポーツイベントを超えた日英文化交流イベントとしての側面も持ち、毎年、日本の一つの都道府県に焦点を当て、その地域の文化、歴史、食、工芸、人々の魅力を英国へ紹介しています。2025年には薩摩藩英国留学生160周年記念をきっかけに、鹿児島県と連携し、鹿児島の魅力を英国の人々へ伝えました。
2026年大会では、能登半島地震からの復興支援という背景に加え、石川県が持つ伝統文化、クラフトマンシップ、地域コミュニティの力、そして「継承」の精神が、UK駅伝の理念と深く共鳴したことから、石川県が連携パートナーとして選定されました。
UK駅伝は、日本発祥の駅伝という競技を英国で展開することにより、スポーツを通じた日英交流の新たな形を体現するイベントです。第1回大会が開催された2024年は、日本で第100回箱根駅伝が開催された節目の年であり、同年1月には能登半島地震が発生しました。震災直後には箱根駅伝の開催をめぐる議論もありましたが、最終的に大会は実施され、多くの人々に勇気と希望を届ける機会となりました。
UK駅伝は、こうした日本における駅伝文化と能登半島地震の記憶が強く結びついていることを受け、初年度大会後より能登復興支援に取り組んできました。2026年大会では、この支援をさらに発展させ、石川県との連携を通じて、復興への継続的な関心を英国からも生み出していくことを目指します。
また、石川県は金沢箔、漆芸、木工、和紙、建築文化など、日本の伝統技術が世代を超えて受け継がれてきた地域です。UK駅伝は、そうした「人から人へ受け継がれる技術と想い」が、駅伝における「たすき」の精神と深く重なると考えています。
<2026年大会における、石川県との取り組み>
石川県の大学生2名を招待、英国で駅伝を出走
能登半島地震で被災した家屋の木材を再利用した優勝トロフィー制作
能登半島の地域コミュニティ再生支援団体へ寄付
被災地の詩をメダルに刻印
石川県の伝統工芸品を入賞賞品として提供
石川県の食文化紹介として北陸製菓「ビーバー」を参加者へ配布予定
大会当日に石川県伝統工芸や文化紹介コーナーを設置予定
スポーツを通じた国際交流とともに、継続的に様々な活動への支援に取り組んで参ります。各取り組みの詳細は、本リリース後半にてご紹介しています。
<代表コメント>
1. 石川県の学生2名を英国へ招待:若者世代が能登の想いを発信
日英交流プログラムの一環として、UK駅伝では石川県の大学生下記2名をUK駅伝へ招待します。
・金沢工業大学 4年 六角颯琉(ろっかく はる)さん
・金沢大学 4年 出雲千聖(いずも ちせ)さん
本招待は、北信越学生陸上競技連盟 会長・大森重宜氏を中心に協力を得て実現しました。
初めての海外渡航となる2人が、英国での駅伝参加を通じて、英国の大学生や参加者、地域住民との交流を図るとともに、石川県・能登の魅力を発信し、若者世代による復興へのメッセージを届ける予定です。
<選抜学生・北信越学生陸上競技連盟コメント>
・金沢工業大学4年 六角颯琉さん
「海外で走る機会はなかなかないと思うので、とても貴重な経験になると感じています。まずはその環境を楽しみながら、自分らしく走りたいと思っています。また、競技を通して交流できることも楽しみにしています。あわせて、石川県の魅力や、震災後の復興に向けた今の状況についても、イギリスの方々に少しでも知っていただけたら嬉しいです」
・金沢大学4年 出雲千聖さん
「長時間のフライトは初めてなので不安もありますが、リラックスして安全に渡英したいです。UK駅伝を走ることが決まったのは1か月ほど前で、急な話に驚きましたがじわじわと実感がわき、県の代表として走らせていただけることを光栄に思いました。日本の駅伝の素晴らしさを伝えられるように楽しんで走りたいと思います」
・北信越学生陸上競技連盟 会長・大森重宜氏
「襷は国境を越え、心と心を繋ぐ。日本の駅伝が英国の地で息づき、若きランナーたちが一秒を惜しんで絆を紡ぐ姿は、身体運動文化の素晴らしい体現です。互いの文化を尊重し、全力を尽くして一本の伝統を繋ぎ、両国の絆と若者の未来を輝かせる原動力となり、さらに能登半島地震からの復興に資することを願っています」
2. 能登の被災木材が、英国で新たなトロフィーへ
2026年6月2日(火)、UK駅伝は公式企業・コミュニティ対抗部門のトロフィーを発表しました。本トロフィーの土台部分は、能登半島地震で倒壊した家屋の梁を再利用して制作されるものです。
制作を手がけるのは、チャールズ国王の従兄弟であるDavid Linley氏が率いる英国の高級工芸ブランド「LINLEY」(以下、リンリー)。能登で被災した木材が、英国のクラフトマンシップによって新たな形へと生まれ変わり、駅伝の勝者へと受け継がれるトロフィーとなります。このトロフィーは、能登の記憶を未来へつなぐとともに、日本と英国の文化、工芸、スポーツの連携を象徴する存在となることを目指しています。また、トロフィー名称については、日本の駅伝・マラソンに多大な影響を与えた金栗四三氏に敬意を表し、「金栗カップ」と名付けられることが決定しました。


能登の木材は、世界的な建築・デザイン事務所クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)の協力により、地元住民を通じて寄付されました。KDaは震災発生以降、石川県の復興支援に取り組んでおり、本件の実現に向けた橋渡し役として支援を行っています。
3. 能登の地域コミュニティ再生を支援・被災地の言葉をメダルに刻印
UK駅伝では、能登半島地震からの復興支援活動として、寄付活動を実施。支援先は、建築家・伊東豊雄氏が設立した「みんなの家(Home for All)」の復興支援プロジェクトである、珠洲市飯田町を拠点としたNPOガクソー。主な取り組みは下記の通りです。
また、ガクソーより提供された能登の詩を、大会メダルに刻印予定です。
自然への畏敬の念、受け渡される襷に、時間の移ろいや命の儚さを感じさせる意味が込められ、詩の余韻を残す結びには、道半ばにあるような感覚が表現されています。
4. 伝統工芸・食文化を通じて石川県の魅力を英国へ
大会では、下記のような石川県の伝統工芸や食文化を紹介する取り組みも実施予定です。
「FT日経 UK駅伝」は、日本発祥の長距離リレー競技「駅伝」を英国で展開する国際スポーツイベントです。2026年大会は6月12日(金)に英国・ウィンザーからレディングにかけてのテムズ川沿い112kmを舞台に開催します。本大会は、国外唯一の本格的な大学駅伝として、英国の大学対抗部門および企業・コミュニティ対抗部門で実施されます。競技としての発展に加え、日本各地の文化を英国へ発信する文化交流プラットフォームとしての役割も担っています。先日配信の第3回大会概要リリースに詳細を記載しております。詳しくは下記よりご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000165005.html
名称:FT日経 UK駅伝(英名:FT Nikkei UK Ekiden)
日程:2026年6月12日(金)
開催地:英国・ウィンザー〜レディング(テムズ川沿い)
距離:約112km
形式:10人 1チーム(男子5名、女子5名の男女混合)
部門:大学対抗(17チーム)/企業・コミュニティ対抗(18チーム)予定

メールアドレス press@ukekiden.com(日本語対応可:UK駅伝PR事務局マークス)
ウェブサイト https://ukekiden.com
