インド建国の父として敬愛されるマハトマ・ガンジーの胸像が、松江市役所近くの末次公園に設置され、2日に除幕式があった。同様の胸像が設置されるのは広島、長崎両市と東京・江戸川区に次いで国内4例目という。
胸像の前で、あいさつするマリック駐日大使(松江市で)
島根、鳥取両県にまたがる中海・宍道湖周辺の5市(松江、出雲、安来、米子、境港)の市長で構成される広域連携組織「中海・宍道湖・大山圏域市長会」(会長・上定昭仁松江市長)とインド南部のケララ州は2015年、経済交流覚書を締結。10年以上続く経済連携やIT人材の交流などが評価され、胸像は「友好親善の象徴」としてインド政府から市長会に寄贈された。
設置場所は、東洋思想研究の世界的権威で松江市出身の哲学者、中村元氏を顕彰する「中村元記念館」(八束町)など市内10か所の候補地から、市民の目に触れやすい宍道湖畔の末次公園に決まった。
式には上定会長、駐日インド特命全権大使のナグマ・モハメド・マリック氏、島根大のインド人留学生ら約60人が出席。上定会長は「胸像をインドとわれわれ圏域の友好と親善の証しとして大切に守りたい」とお礼を述べた。
この後、関係者らが除幕し、台座を含めた高さが2メートル以上もある胸像がお披露目された。マリック駐日大使は「中村元記念館を訪れ、インド史学に対する深い尊敬の念を感じた。日印関係の促進を表す胸像が平和の象徴として、末永く愛されることを祈っている」と語った。
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