世界遺産候補、見学無料で予約制
2026年5月29日 午後3時57分

 キトラ古墳壁画の天文図

 奈良県明日香村の国宝・キトラ古墳壁画のうち、本格的な中国式星図としては世界最古とされる天文図が近くの施設で一般公開されている。6月21日まで。キトラ古墳は、7月の世界文化遺産登録を目指す考古学的遺産「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産の一つ。文化庁によると、事前予約制で、定員に空きがある日は2次募集をしている。

 キトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)は石室天井に天文図、東西南北を囲む壁に青龍や白虎など四神が描かれている。公開場所は「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で、見学は無料。壁画「飛鳥美人」で知られる高松塚古墳との石室の比較や、天文図の描き方を解説したパネルも展示する。

 応募は文化庁の事務局ホームページと電話06(6281)3060で受け付ける。同庁の担当者は「古代の人々も星に自分の運命を重ね、祈っていた。今の人々と同じ気持ちで空を見上げていたことを感じてほしい」と話している。

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