ロシアのサイバー犯罪者へのホスティングサービス提供の疑い
オランダの金融犯罪捜査機関は、同国の対ロシア制裁措置に違反した疑いで2人を逮捕し、その過程で2カ所のデータセンターを捜索しました。
5月18日、財政情報調査局(FIOD)は、アムステルダム在住のYoussef Zinad(ユセフ・ジナド)容疑者(57歳)とハーグ在住のAndrey Nesterenko(アンドレイ・ネステレンコ)容疑者(39歳)を、「欧州連合(EU)の制裁対象となっている団体に経済的資源を提供した」として、制裁法違反の疑いで逮捕しました。
オランダ紙de Volkskrantによると、2人は、2025年11月13日から19日にかけてデンマーク政府に対するサイバー攻撃を実行したロシアのサイバー犯罪者に、デジタルインフラを提供していた疑いがあるとのことです。
これは、ロシアによるウクライナ侵攻の2週間前に設立されたホスティング事業者Stark Industries Solutionsに対する大規模な調査の一環です。Stark Industriesは2025年5月20日にEUの制裁リストに追加されましたが、Krebs on Securityの報道によると、技術インフラをWorkTitansというオランダ企業が運営するThe.hostingという別のサービス事業者へ移管しました。
WorkTitansはZinadによって運営されており、その後、Nesterenkoが運営するインターネットサービスプロバイダーMIRhostingを利用していました。
FIODによると、Dronten と Schiphol-Rijkにある2カ所のデータセンターと、Enschede と Almere にあるあ3カ所の事業所が捜索されました。800台を超えるサーバーが押収されました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
