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ハンタウイルスの発生源となったクルーズ船MVホンディウス号は、2026年5月10日、一部の乗客の下船のため、スペインのテネリフェ島にあるグラナディージャ港に停泊した。写真:THX/VNA

同日行われた記者会見で、オーストラリアのマーク・バトラー保健相は、ハンタウイルスの最大潜伏期間である42日間を完全にカバーするため、この6人の隔離期間を6月23日まで延長すると発表した。この決定は、豪華客船MVホンディウス号の乗組員と乗客1名を含む海外での新たな感染例2件が確認されたことを受けて行われたもので、これにより同船に関連する感染者数は合計13人となった。

バトラー大臣は、現在オーストラリアで隔離中の6人全員が検査で陰性であり、無症状であると付け加えた。しかし、保健当局は、公衆衛生専門家や世界保健機関(WHO)の勧告に基づき、発症が遅い病気のリスクを完全に排除することはできないとして、隔離期間を延長することを決定した。

乗客6名(オーストラリア国民4名、永住権保持者1名、ニュージーランド国民1名を含む)は、5月15日からパース(西オーストラリア州の州都)近郊の国立医療施設で隔離されている。

これに先立ち、5月27日、WHO事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス氏はソーシャルメディア上で、スペインで隔離中の乗客からハンタウイルス感染症の症例が新たに1件確認され、クルーズ船関連の症例数は合計13件(うち死者3名)になったと発表した。

WHO事務局長は、状況は安定しており、5月2日以降、新たな死亡者は出ていないと述べた。体調を崩した乗客は集中治療を受けており、残りの乗客は引き続き厳格な隔離措置を遵守している。過去2週間で、MVホンディウス号に残っていた乗客、乗組員、医療関係者全員が下船し、医療処置を受けた。
ハンタウイルスは、げっ歯類に寄生するウイルス群であり、ヒトにも感染して病気を引き起こす可能性がある。

世界保健機関(WHO)の推計によると、世界中で毎年約1万~10万件のハンタウイルス感染症がヒトに発生しており、ウイルスの株によって重症度は異なる。

VNAによると

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