福島県の磐越自動車道で新潟市の高校生らが死傷したバス事故を受け、県教育委員会は緊急の調査を行っています。

5月25日、その結果が一部公表され、県内の高校でも教員のバスへの同乗や保護者の同意がないまま遠征が行われているケースがあることが分かりました。

5月6日、福島県の磐越自動車道で新潟市の高校の部活動の遠征中に起きたマイクロバスの事故では生徒1人が死亡、20人が重軽傷を負いました。

この事故を受けて、県教委は県内の公立・私立の中学校や高校を対象に部活動の遠征に関する緊急調査を行っています。

25日の教育長会見では、集計済みの46校の結果が公表され、県立高校の6つの部活動でバス移動の際に教員が同乗していなかったことが分かりました。

県教委の要綱では、教員以外がバスを運転する場合、教員の同乗を義務付けています。

このため、県教委は5月22日付けで各学校に対し、教員の同乗を徹底するよう通知を出しました。

さらに、書面などによる保護者の同意を得ずに遠征を行っていたケースも3件確認され、合わせて改善を求めています。

(県教育委員会・中川斉史 教育長)
「(部活動の移動に関する)ルールが早い時期から決められていたものの、必ずしも徹底されていたかどうかは、少し問題があったのが現状」
「今後、調査結果を精査し、子どもたちの安全確保のため適切な運用体制をしっかりと構築してまいりたい」

県教委では、残りの学校の調査を進め、最終的な結果を公表する予定です。

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