【写真を見る】「復帰」から54年 復帰前に描いた沖縄の姿 ほど遠く

太平洋戦争末期に日米による凄惨な地上戦が繰り広げられた沖縄は、戦後27年にわたって米軍の施政権下に置かれ、強制接収などによって奪われた土地に広大な米軍基地が造られました。

1972年に復帰した際、沖縄は「基地のない平和な島」を希求しましたが、今も全国の米軍専用施設の70%あまりが集中し、名護市辺野古では多くの県民の反対をよそに、普天間基地を移設するための埋め立て工事が進められています。

さらに「台湾有事」を念頭に、県内各地で自衛隊の配備・拡張が進められるなど、沖縄を取り巻く環境は大きく変化しています。

一方、県民所得は全国最下位の水準から抜け出せず、子どもの貧困率や非正規雇用率の高さは全国で最も深刻な状況となっていて、半世紀あまり前に描いた沖縄の姿はいまだ実現していません。

琉球放送

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