【写真を見る】有識者に“菓子折り”市議の初公判 「違法行為にあたるか大いに疑問」 起訴内容を否認し約10分主張を展開 岐阜・本巣市議の鍔本規之被告

(岐阜・本巣市議会議員 鍔本規之被告)
「自分の無罪を訴えてきます。公訴棄却を裁判官にお願いしてきます」

カメラにピースサインをしながら裁判所に入ったのは、本巣市の市議会議員で当選6回のベテラン、鍔本規之被告77歳。起訴状などによりますと、鍔本被告は去年9月の市議選の告示前、支援者6人と共謀して近所に住む有権者28人に「選挙にかかる迷惑料」との名目で、約6万円相当の菓子折りを寄付した公職選挙法違反の罪に問われています。

■「選挙違反しなければいけないほど 人気がないわけではない」

(鍔本被告 2025年12月)
「自分の中では当たり前のことをした。選挙違反という感覚は一つもない。選挙違反しなければいけないほど人気がないわけではない。選挙運動しなくても当選します」

「選挙違反の意識は全くない」と話していた鍔本被告。

一方、過去にモノを受け取ったことがあるという地元の有権者は…

(有権者)
「お菓子とノリとかお茶漬けとか、くず餅を頂いたことがあります」
「『今度の市議選に出ますから、よろしくお願いします』平気で言う」

公職選挙法では、議員が地元の有権者に金品を贈ることを「寄附行為」として原則、禁じています。

■警察に対して…「大概にしとけ」

キャリア20年以上のベテラン政治家が、違法行為だったことを本当に知らなかったのでしょうか?

(鍔本被告 今年1月)
Q.こういう事態になってびっくりしている?
「なぜっていう…本心で言うと なんで?。私はモノを配ること自体が選挙法に触れるとは毛頭思っていない」

鍔本市議が用意していた大きなバッグは、逮捕後の留置所生活に備えるためといいます。

(鍔本被告)
Q.見せてもらっていいですか?
「いいよ いいよ。みんな着替えですわ これ」
Q.留置所の中が寒いから?
「そうそう。こっちは布団ですわ、全て準備してある」
Q.警察に伝えたいことは?
「一言だけですわ『大概にしとけ』。ちょっと待って電話だ。警察からの呼び出しかもしれない」

Share.