ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.08 09:23

国際オリンピック委員会(IOC)が、ロシアによるウクライナ侵攻を支援したとして制裁を受けてきたベラルーシに対し、国際大会への出場禁止措置を全面的に解除した。

7日(現地時間)、AFP通信などによると、IOCは執行委員会を開き、「国際競技連盟およびスポーツ大会主催機関に対し、ベラルーシ選手およびチームの参加を制限するよう求めていた勧告を、今後は維持しないことを決定した」と発表した。

IOCは今回の決定の根拠として、「政府による戦争や紛争への関与を理由に、選手の国際大会参加が制限されるべきではない」という原則を再確認した。

これにより、ベラルーシ選手たちは今夏から始まる2028ロサンゼルス夏季五輪予選から、中立国資格ではなく、自国の国旗を掲げ、自国チーム名で出場できるようになった。

一方、ロシアに対する制裁は当面維持される見通しだ。IOCはロシアについて、ベラルーシとは状況が異なると線引きした。

ロシア・オリンピック委員会(ROC)は、ウクライナ占領地域(ドネツク、ヘルソン、ルハンシク、ザポリージャ)のオリンピック委員会を自国組織に強制的に統合し、オリンピック憲章に違反したとして、2023年10月に資格停止処分を受けた状態だ。

IOCは、法務委員会がこの問題を検討している間、ロシアに対する制裁を維持する方針だ。

これに先立ち、ロシアとベラルーシの選手たちは、2022年2月のウクライナ侵攻直後から国際舞台への参加を禁じられ、2024年パリ五輪や2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪などで、個人中立選手(AIN)としてのみ限定的に参加してきた。

個人中立選手は、国旗や国家の象徴色を使用できず、団体戦への出場も禁止されている。優勝しても国歌は演奏されないなど、厳しい規制を受けてきた。

最近の国際スポーツ界では、両国に対する制裁緩和の流れが鮮明になっている。

国際パラリンピック委員会(IPC)は昨年、制裁を解除し、今年の冬季パラリンピックでは両国選手が国旗を掲げて出場した。

世界水泳連盟も先月、両国の正会員資格を回復させた。今回のIOCの決定により、ベラルーシは国際スポーツの舞台に完全復帰することになった。

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