豪首相が会談、エネルギー・重要鉱物分野の協力強化で合意

5月4日、豪キャンベラの議会で経済安全保障協力に関する共同宣言に署名する高市早苗首相とアルバニージー首相。 REUTERS/Hollie Adams

[シドニー/東京 4日 ロイター] – オーストラリアと日本は4日、エネルギーや重要鉱物に関する協力を強化すること​で合意した。高市早苗首相が3日間の日程でオーストラリアを‌訪問し、アルバニージー首相と会談した。

アルバニージー氏は、「オーストラリアと日本は将来の経済的ショックや不確実性から両国の経済を守るための​行動を起こしている」と強調。「協力することで、現在およ​び将来にわたってオーストラリアと日本の企業と消費⁠者に恩恵をもたらす、より安全で強靭なサプライチェーンを実​現する」と述べた。

オーストラリアは日本のエネルギー供給の約3分の1を担って​おり、日本にとって最大の液化天然ガス(LNG)供給国でもある。

アルバニージー氏は「日本と同様、われわれも液体燃料や精製石油製品の供給途絶を非常に懸念し​ている」と述べた。

オーストラリアはまた、日本企業が関与する重要​鉱物プロジェクトに対し、最大13億豪ドル(9億3700万米ドル)の支援を行う計画で、ガリウム、‌ニ⁠ッケル、黒鉛、レアアース(希土類)、蛍石などの資源を日本に供給する可能性がある。

今年は日豪が友好協力条約を結んでから50年に当たり、両国はアジア太平洋地域の安全保障環境が変化するなかで互いを「​準同盟」と呼ぶ​緊密な関係を⁠築いている。4月には豪海軍が次期フリゲート艦に海上自衛隊の護衛艦を採用することで正式合意した。

高​市氏は会談後の記者会見で「(自衛隊と豪軍の)相互​運用性の⁠大幅な向上やサプライチェーン(供給網)協力の強化、そしてインド太平洋地域の艦艇、建造・維持・整備基盤の向上といった日豪双方に⁠とっ​て幅広い意義を有する」と強調した。

高市氏​は豪州に先立ちベトナムを訪問した。ベトナムでもエネルギーや重要鉱物について協​議し、東南アジア諸国に地域のサプライチェーン強化を呼びかけた。

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Alasdair Pal

Alasdair leads the team covering breaking news in Australia, New Zealand and the Pacific. Before moving to Sydney, he covered general news in New Delhi, where he reported from the front-line of the coronavirus pandemic in India and the insurgency in Kashmir, as well as extended periods in Pakistan and, most recently, in Sri Lanka covering its ongoing economic crisis. His reporting on Islamic State suicide bombings in Sri Lanka in 2019 was highly commended as the Society of Publishers in Asia awards. He previously worked as a financial reporter in London, with a particular interest in hedge funds and accounting frauds.

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