ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.29 07:17
ドナルド・トランプ米大統領が28日(現地時間)、米国を国賓訪問した英国のチャールズ3世国王を迎えたホワイトハウス歓迎式典で、米国と英国の強固な友好関係を強調した。イラン戦争をめぐり英国に露骨な不満をぶつけていた姿勢とは対照的だった。
トランプ大統領はこの日の歓迎あいさつで、「チャールズ3世国王の知性と情熱、献身は、英国だけでなく米英間の大切な友好関係にとっても祝福となってきた」とし、「こうした関係が今後も長く続くと確信している」と述べた。
トランプ大統領は、米国が英国から独立して建国250周年を迎えたことに関連しても、「独立を宣言する前から、米国人はわれわれの中にある最も貴い贈り物である道徳的勇気を胸に抱いていた。それは海の向こうの小さいながらも偉大な王国に由来するものだ」とし、米国のルーツが英国にあると語った。
トランプ大統領は続けて、「(独立)革命以前のほぼ2世紀の間、英国人の血と高貴な精神を受け継ぐ男女がこの地に定住し、開拓した」とし、「われわれが独立を勝ち取って以降、数世紀にわたり米国人にとって英国人ほど親しい友人はいなかった」と述べた。そして再び「われわれは同じルーツを持ち、同じ言語を使い、同じ価値を共有している」と強調した。
トランプ大統領はまた、両国間の特別な同盟関係の象徴であるウィンストン・チャーチル元英国首相の胸像が、ホワイトハウスの大統領執務室であるオーバルオフィスに置かれていることに触れたほか、自身の母親がスコットランドで生まれ、19歳の時に米国へ移民した事実にも言及し、英国王室に対する母親の愛情を紹介した。さらに空を指さしながら、「母が今この状況を見てどう思うのか気になる」とも語った。
トランプ大統領はこれに先立ち、自身のソーシャルメディア(SNS)に、「トランプ大統領が母方の家系を通じてチャールズ3世と血縁関係にある」とするあるメディアの報道を引用し、「ワオ! 素晴らしい。私はいつもバッキンガム宮殿に住みたかった」と投稿した。
トランプ大統領はこの日予定されていたチャールズ3世の米議会演説日程に関連し、「行こうかとも思ったが、周囲からそれはやり過ぎだと言われた」とし、儀礼上出席は難しいが、演説は見守ると述べた。トランプ大統領はこの日、チャールズ3世を歓迎する国賓晩さん会も主催する予定だ。
チャールズ3世と英国王室に深い愛情を示したこの日の演説とは対照的に、トランプ大統領はキア・スターマー首相が率いる英国政府に対しては、暴言に近い非難を続けている。特に英国は、イラン空爆のため英国軍基地を提供してほしいとの要請を拒否したのに続き、ホルムズ海峡に軍艦を派遣してほしいとの求めにも応じず、両国のぎくしゃくした関係が続いている。
