高市総理が「日本の最大の問題」と位置付ける人口減少。こうした中、いま日本中の自治体が力を入れているのが、少子化対策にも直結する“婚活”です。AIや仮想空間を利用した、今までにない婚活に密着しました。
【写真を見る】顔がわからぬまま16組が成立!? 岐阜県主催のメタバース婚活 「結婚したい」男女は8割超 各地の自治体が“婚活”全力応援のワケ
■新たな出会いの場は…「メタバース」!?
公園のような場所を歩いて行くキャラ。これは自分の分身、“アバター”です。訪れた先はキャンプ場で、たき火の音も聞こえてきます。ロールプレイングゲームのようですが、この仮想現実「メタバース」こそ、婚活の舞台です。
この中を歩き回る内に様々な人と出会いますが、その全員が自分同様「婚活」に訪れている人々。
気が合えば、結婚を前提にマッチングが成立するという仕組みです。
■「結婚したい人」は男女とも8割
ちょっと驚きの婚活。しかし、主催しているのは岐阜県。役所による真剣な取り組みです。背景には国による「婚活大号令」ともいえる状況が。
厚生労働省の調べでは、2023年の日本の婚姻件数は47万4717組。前年より3万組以上も減少し、それはもちろん少子化に直結します。
一方、別の調査では、結婚したい人の割合は男女とも8割を超えることが分かっていて、巡り合う場さえあれば結婚、さらには子どもが増えるという期待から、国をあげて婚活に取り組んでいるのです。
■先入観なしに“内面や価値観”を知る
その一つが、この岐阜県の「メタバース婚活」。
相手の本当の顔がわからないまま、ゲームのように進んでいきますが、逆に先入観なしに相手の内面や価値観を知ることができるのが、売りだといいます。
(岐阜県 子ども・女性部 岩井輝義さん)
「(メタバース)イベントを実施したきっかけは、過去にリアル(対面で)イベントに参加した方から、『オンラインを使ったイベントを行ってほしい』という意見があり、メタバースを使う形になった。岐阜県は広いので、移動することが必要なく、どこからでも参加できるのが特徴の一つ」
■周囲に聞かれず「1対1」での会話も可能
実際に体験してみると…
(記者)
「結構難しい。事前の(操作の)訓練が必須になりますね」
自分の分身“アバター”の操作は難しく、参加者たちには事前に操作を練習するなど真剣さも必要です。慣れてくると…ダンスも出来るように。
