
パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで24日撮影。REUTERS/Ramadan Abed
[ワシントン 25日 ロイター] – 米国の非営利団体(NPO)ジャーナリスト保護委員会(CPJ)は25日、2025年に世界で取材中に殺害されたジャーナリストや報道関係者が129人に達したと発表した。2年連続で過去最多を更新した。
うち、イスラエルの攻撃で犠牲となったのは86人と、2年連続で死者の約3分の2を占めた。大半がパレスチナ自治区ガザで取材を行っていたパレスチナ人という。
CPJはまた、少なくとも47人が意図的に標的にされて殺害され、その81%について、イスラエルに責任があると指摘した。ただ、ガザへの立ち入り制限によって検証が困難だったため、実際の数字はこれより高い可能性もあるという。
CPJは報告書で「イスラエル軍は現時点で、記録に残るどの政府軍よりも多くの報道関係者を標的とした殺害を犯している」とした。同団体は30年超前から、報道関係者らの死亡件数に関するデータの収集を行っている。
そのほか、スーダンでは9人、メキシコでは6人が死亡。ウクライナ人の報道関係者4人がロシア軍に殺害されたほか、フィリピンでは3人の死亡が報告された。
また、紛争の取材中の死者は129人中、少なくとも104人に達した。
25年の犠牲者には、ガザの病院でライブ映像配信中にイスラエル軍の攻撃を受けて死亡したロイターのカメラマンも含まれている。
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