半導体回路の設計に取り組む高校生ら=佐賀市卸本町のスクエア佐賀ビル
半導体回路の設計に取り組む高校生ら=佐賀市卸本町のスクエア佐賀ビル
半導体回路の設計に取り組む高校生ら=佐賀市卸本町のスクエア佐賀ビル
半導体回路の設計について学ぶ講義がこのほど、高校1年生を対象に佐賀市で開かれた。佐賀工業高など県内7校から14人が参加し、ICチップ作りを通じて先端技術について理解を深めた。
講義は県教委が取り組む人材育成プログラム「DI SCHOOL SEIRENKATA(セイレンカタ)」の一環。有明工業高専(福岡県)の野口卓朗准教授が半導体回路の設計について解説し、事務局を務めるIT企業の木村情報技術(佐賀市)の社員や佐賀大の学生らがサポートした。
半導体設計の現場で実際に使用されている業務用ソフトウエアを操作した。生徒たちは事前に受講した講義の内容なども踏まえながら、電子部品の制御などに使用する「インバーター」用のICチップを設計。電流が正しく流れるかをシミュレーションしながら、部品を配置した。
完成した設計図は製造企業に送り、ICチップを作って生徒にプレゼントする。講義に参加した佐賀工業高の佐々木陽平さん(15)は、「(熊本県に生産拠点を開設した)TSMCのニュースを見て、半導体に興味があった。初めは難しかったが、少しずつ理解できた」と話していた。(小島発樹)
