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画像説明, 北朝鮮の金正恩総書記(左)がウクライナと戦って死んだ兵士の遺族と面会した
3時間前
ダナイ・ネスタ・クペンバ、BBCニュース
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は8月下旬、ロシアのためにウクライナ軍と戦って死亡した兵士の遺族らと面会し、「深い哀悼の意」を示した。北朝鮮国営メディアが伝えた。
北朝鮮最高指導者の金氏は、8月29日に開かれた特別式典で、遺族を慰め、国旗で包んだ遺影を贈った。
北朝鮮については、ロシアによるウクライナ侵攻への協力で、兵士約1万5000人とミサイル、長距離兵器をロシアに送ったと、韓国はみている。また、その見返りとして、食料、金銭、技術の支援を受けたと考えられている。
29日の式典は、同様の行事としては1週間で2回目だった。金氏は、兵士らを生還させられず「悲しみ」でいっぱいだと発言。兵士らの名誉をたたえる記念碑を建て、残された子どもたちの面倒をみると誓った。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、金氏は、「(1回目の式典に)出席しなかった他の殉教者の家族についてよく考えた。(中略)そして、すべての英雄の遺族に会って慰め、その悲しみと苦悩を少しでも和らげたいと思い、この会合を用意させた」と述べた。
両首脳が会談すれば、ここ2年で3回目となる。双方はこの間、協力関係を深めてきた。
同月、プーチン氏は、金氏と交わした軍事条約を批准する法案を提出した。ロシアと北朝鮮のどちらかが「侵略」された場合、互いに助け合うことを約束する内容となっている。
北朝鮮には約128万人の現役兵士がいる。だが、ウクライナとの戦闘に派遣されるまで、国外で戦闘を経験したことがなかった。
