
iOSやiPadOS、macOSなどにセキュリティアップデートが配信された
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、8月17日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
●macOSやiPadOS、iOSなどにゼロデイ脆弱性
Appleは8月20日、iOSやiPadOS、macOSなどに新たなセキュリティアップデートの配信を開始した。
今回リリースされたバージョンは以下の通りだ。
・iOS 18.6.2
・iPadOS 18.6.2
・iPadOS 17.7.10
・macOS Sequoia 15.6.1
・macOS Sonoma 14.7.8
・macOS Ventura 13.7.8
いずれも「CVE-2025-43300:ImageIOでの境界外書き込みの問題」の修正となっている。悪意のある画像ファイルを処理しようとすると、メモリが破損する可能性があるという。なお、この問題が特定の個人を標的とした非常に高度な攻撃に悪用された可能性があるとの報告が確認されているので、できるだけ早めにアップデートした方がいいだろう。
●米国でPlayStation 5が50ドル値上げ
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、8月21日から米国でのPlayStation 5の値上げを実施した。対象はデジタルエディションやPS5 Proを含む全モデルで、それぞれ50ドルの値上げとなっている。
値上げ後の各モデルの価格は以下の通り。
・PlayStation 5:549.99ドル
・PlayStation 5 デジタルエディション:499.99ドル
・PlayStation 5 Pro:749.99ドル
値上げの理由については「厳しい経済環境を乗り越えるため」としている。なお、PS5の純正アクセサリーや、米国以外での市場については価格変更の予定はないという
●「Microsoft Teams」にマイクの音量インジケーターが導入される
Microsoftは8月15日、「Microsoft Teams」に新しいマイク音量インジケーターを導入すると発表した。ビデオ通話中に「聞こえていますか」と尋ねてしまう人にとって、この機能は役に立つとしている。
インジケーターは、Teamsアプリのツールバー右隅に表示されるマイクアイコン部分に追加される。マイクが音を拾うと、アイコン内のマイクレベルが上下に変化し、マイクが動作していることを確認できる。
レベルが変化しない場合には、マイクが音を拾っていないことを意味する。そのときは、マイクアイコンの横にある下矢印から、オーディオの詳細設定を確認しよう。
マイクの音量インジケーターは、「Teams パブリックプレビュー」または「Microsoft 365」の先行リリースメンバーに対して先行で提供される。WindowsまたはMacの新しいTeams クライアントで利用できる。
●「Gemini」アプリにパーソナライズ機能追加 過去のチャット内容を参考にして回答
Googleは8月13日、Geminiアプリをアップデートし、ユーザーとの過去のチャット履歴を参考にして回答を行うパーソナライズ機能を追加したと発表した。加えて、パーソナライズ機能には利用されない「一時チャット機能」も追加される。
パーソナライズ機能は、ユーザーとの会話を継続的に学習し、ユーザーが過去に共有した重要な詳細や好みなどを記憶する。さらに、それに基づいた回答を行うというもの。
例えば、以前にマンガのキャラクターの能力について会話を行っていた場合、Geminiはそれを記憶しており、誕生日パーティーのテーマを考えるよう頼んだ際に、そのキャラクターをテーマにしたアイデアを提案したりする。なお、パーソナライズ機能はデフォルトでオンになっているが、設定からオフにすることも可能だ。
この他、今後のチャットに影響を与えずにプライベートな会話をしたい場合や、普段とは違うアイデアをブレインストーミングしたりしたい場合などのために、「一時チャット機能」も導入される。Geminiのアクティビティーには表示されず、GeminiエクスペリエンスのカスタマイズやGoogle AIモデルのトレーニングにも使用されないが、ユーザーのフィードバック対応のため、最大72時間保存される。
これらの機能は、8月13日から順次展開されており、今後数週間をかけて全ユーザーに提供される予定となっている。
●「Microsoft PowerToys」の最新版、v0.93.0がリリースされる
Microsoftは8月14日、パワーユーザー向けの公式ユーティリティーツール「PowerToys」の最新版となるバージョン0.93.0をリリースした。このバージョンでは、ダッシュボード画面が刷新された他、コマンドパレットの改善などが行われている。
ダッシュボードは、PowerToysの設定画面のこと。タスクトレイのPowerToysアイコンをダブルクリックしたり、クイックアクセス画面から設定アイコンをクリックしたりすると表示される画面だ。
各モジュールの有効/無効の設定や、モジュールのショートカット、簡単な説明などが記載されている。
従来の画面では各モジュールにカード状に表示されており、やや雑然とした印象だったが、新しい画面ではモジュールのオン/オフとショートカットの一覧が別々になり、視認性が向上している。
この他、コマンドパレットでは、クリップボード履歴の復元、コンテキストメニューショートカットの追加、お気に入りのアプリのピン留め、実行時の履歴のサポートなど、99を超える問題を解決するという。また、Windows App SDKの完全なAhead-of-Time(AOT)コンパイルモードを使用することで、メモリ使用量や読み込み時間、インストールサイズなどを大幅に削減した。
●ASUSがグラフィックスカード開発30周年記念モデルを発表
ASUSTeK Computerは8月19日、同社のグラフィックスカード開発30周年を記念して、ROG(Republic of Gamers)ブランドから30周年記念の限定モデル「ROG Matrix GeForce RTX 5090 30th Anniversary Edition」をリリースすると発表した。
ROG Matrix GeForce RTX 5090 30th Anniversary Editionの直線と円形で構成されたデザインは、ROGブランド初のグラフィックスカード「ASUS EN9800GT Matrix」のデザインを一部踏襲している。
円形部分には「ROG Matrix GeForce RTX 2080 Ti」で人気を博した「インフィニティミラー」ライトデザインをあしらうなど、歴代ROG Matrixシリーズの伝統を継承している。
性能面では、銅製ベイパーチャンバーに液体金属サーマルコンパウンド、4基のファンに最大800Wサポートなど、次世代のパフォーマンスと冷却性能を備えているとしている。
現在、ASUS製ビデオカード30周年を記念した特設サイトにて、ROG Matrix GeForce RTX 5090 30th Anniversary Editionを含めた豪華景品が当たるキャンペーンが開催されている。
