山梨大学で学内の施設に企業の名前を付けるネーミングライツが広がっています。
購入しているのはすべて「モノづくり企業」で、背景には深刻な人手不足もあるようです。
【写真を見る】経済 なぜ?大学の施設にネーミングライツ続々 講義室などに“企業名” 背景には深刻な人手不足
学内の図書館にある自主学習スペースの命名権を、山梨県上野原市の電子部品メーカー「エノモト」が取得し、先月にネーミングライツの締結式が行われました。
学生の利用がメインの施設の命名権を取得した理由を聞くと…
エノモト 白鳥誉 社長
「都内に近いということもあり、採用には苦労している。少しでも会社を知っていただきたい。一番の期待は山梨大学で学んだ学生を少しでも援助出来たら」
山梨大学では4年前から自主財源の確保のため、学内の施設にネーミングライツを導入。
エノモトを含め、これまでに5つの企業が厚生会館や講義室などの命名権を取得しています。
このうち4社が製造業、1社が建設業とすべてが「モノづくり企業」です。
工学部のある山梨大学の学生に、少しでもアピールしたい企業側の思惑に対し、大学側にも学生の選択肢を増やしたいという狙いがあります。
山梨大学 中村和彦 学長
「(目的の一つは)県内の企業がどのようなことをやっているか、どういう風に自分が関われるかを知ってもらうこと。地域の人のニーズを捉えて、大学の中のシーズ(種)を変えていく」
山梨大学では今後も引き続き、学内の施設へのネーミングライツの導入を検討していくということです。
