Discours du Ministre @jnbarrot lors de la session plénière de la Conférence sur la solution à deux États #2States4Peace@franceonu pic.twitter.com/cR9qWP1zC6

— France Diplomatie 🇫🇷🇪🇺 (@francediplo) July 28, 2025

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 事務総長、

 総会議長、

 首相各位、

 大臣各位、

 ご列席者各位、

 兄弟殺しの戦争で血塗られた自らの歴史に学び、80年前に国連を創設した原則に忠実であるフランスは、民族自決権を聖域として認めます。というのも人間にとって、自分のルーツのある土地に立ち、自由であるという尊厳ほど大切なものはないからです。そしてこの権利を人から奪うことは、必ずや怨恨、暴力、戦争につながるからです。

 それゆえにフランスはイスラエルの人々が集団移動と迫害の長い歴史を経て、ようやく一つの土地、一つに国を手にしたとき、自由な民族として諸国の共同体に入ったとき、彼らの側に立ったのです。フランスはイスラエルの生存権に意義が唱えられたり、またその権利が脅かされたりするたびに、外交力と軍事力を動員してイスラエルの側に立ちました。フランスとユダヤ民族を結びつける、はるか昔からの関係の名において。民族自決権の名において。

 フランスはこの同じ権利、自分たちの祖国を持つ権利をパレスチナの人々に認めます。それゆえにフランスは2つの民族が平和かつ安全に隣り合って共存する2つの国家を持つことができるという展望を、果てしない暴力の連鎖に代わる唯一の選択肢とみなしているのです。フランスが数十年前から一貫して支持する解決策です。

 ド・ゴール将軍は1967年、紛争解決が「他のすべての国々による各当事国の承認」に基づくべきであると表明しました。

 フランソワ・ミッテランは1982年にクネセト(イスラエル国会)の演壇で、対話が「他者の生存権の事前かつ相互の承認」を前提とすると明言しました。

 ジャック・シラクは1996年にパレスチナ立法評議会で、この民族が「自らの運命を自由に決める、国家を得るという当然の願望」を持つと改めて述べました。

 彼らのすべての後継者、特にマクロン大統領によっても支持が表明されました。

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 しかしながらこの展望、その権利が認められ、尊重された2国家に向けた展望が今日、瀕死の状態にあります。

 ホロコースト以来、史上最悪の反ユダヤ主義的大虐殺となった10月7日の残忍な攻撃によって、キブツの内部に、ノヴァ音楽祭のユーカリの木々の下に、怒涛のごとく押し寄せたハマスのテロリストによる前代未聞の野蛮さと残酷さの爆発によって、我々が今もイスラエルに寄り添って嘆き悲しむ、フランス人50人を含む、残忍に殺害された無辜の民1,200人の変わり果てた姿の列によって、囚われの身という暗黒地獄で今も拘束されている人質の不当な運命によって、この展望は脅かされています。我々は人質の即時帰還を要求します。遺体の即時返還を要求します。シャツの襟を切って、喪に服さなければなりません。これほど深い傷を負った後に、どうして平和的な共存を想像できるでしょうか?

 その報復としてイスラエルがガザで始めた軍事作戦の際限ない延長によっても脅かされています。当該作戦はかなり以前から軍事的または政治的な正当性を失っています。住民の大規模な移動、何万人もの民間人犠牲者、大量に死んだ家族、爆撃された礼拝所、病院、学校、血の海と化した物資配給。戦争で荒廃したガザは、今では飢えにやつれ、精神が恐怖にむしばまれた人々の死の待合室となっています。これほどの苦しみの後に、どうして平和を思い描くことができるでしょうか?

 ヨルダン川西岸における入植活動の加速化によっても脅かされています。イスラエル当局の罪深い黙認とともに、丘から丘へとオリーブの木を引き抜き、収穫物を燃やし、武器を手にパレスチナの人々を自宅から追い出す過激派入植者の死の行進によって。さらにクネセトが先週、ヨルダン川西岸地区の完全併合を可決した一方、パレスチナ領土の蚕食的開発が拡大し、国家が当該領土を統治できる可能性が危険にさらされていることによって。既成事実を前に、どうして希望を持ち続けることができるでしょうか?

 双方で排斥派が優勢になりつつあります。一方はヨルダン川から海までのパレスチナ。他方は大イスラエル。2国家解決は瀕死の状態にあります。2国家解決は終わりなき対立に取って代わられようとしています。

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 フランスはいかなる場合でも、これを甘受できません。

 我々はこれ以上待てません。時間は平和に不利に働くからです。22カ月間にわたる試みが不発に終わった後、ガザにおける戦後の共通ビジョンを描くことなしに、政治的地平、永続的な戦争状態に代わる選択肢を示すことなしに、永続的な停戦を期待することは幻想にすぎません。

 それゆえに我々は中東の大国サウジアラビアとともに、2国家解決を再活性化する集団的な取り組みを始めるためにイニシアティブを取ったのです。

 フランスは出席すると回答し、6カ月前から倦まず弛まず作業に取り組んだすべての国々に感謝の意を表します。この集団的な取り組み、国連総会によって招集された今般の会議は、すでに歴史的なコミットメントを生み出し、それらが新しい希望を生んでいます。

 パレスチナ自治政府大統領は(フランス)共和国大統領および(サウジアラビア)皇太子宛ての書簡で、初めて10月7日のテロ攻撃を非難し、ハマスに人質の即時解放を求め、ハマスの武装解除とガザ統治からの排除を要求しました。さらにテロで有罪判決を受けた囚人の家族が受けていた手当の廃止を確認し、すべての憎悪表現の削除に向けた教科書改革を発表し、2026年に大統領・議会選挙を実施することを約束し、パレスチナ国家の非武装化を受け入れています。ベンヤミン・ネタニヤフ首相が2009年にバル=イランで行った演説で、パレスチナ国家を受け入れるために定めた条件がそろっています。

 次にイスラエルとパレスチナの市民社会の前例のない会合が6月13日、イスラエルの地域統合に取り組みつつ同国の安全を保証し、パレスチナ国家を承認するためのパリ・コールを一つの声で発表しました。

 そしてサウジアラビアと本日ニューヨークに集まったアラブ諸国のハマスの犯罪に対する非難です。イスラエルとの正常化と地域統合への当該諸国の願望の力強い表明です。

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 (フランス)共和国大統領が7月24日にパレスチナ自治政府大統領への返答として書いたように、

 表明された歴史的なコミットメントおよび今後表明されるコミットメントに照らして、

 侵すべからざる民族自決権の名において、

 2国家解決がかつてないほど脅かされている時において、

 フランスはパレスチナ国家を完全に承認する用意があり、来たる9月に国家承認を実施します。

 フランスの極めて重大な決定である今般の承認は、拒否の表明であり、それ自体に呼びかけが込められています。

 戦争の陣営が平和の陣営に勝つことに対する拒否。

 イスラエルの生存権に常に異議を唱え、それを理由に2国家解決に常に反駁したハマスを是とすることに対する拒否。しかしパレスチナはハマスではなく、決してハマスであることはありません。今日パレスチナ国家を承認することは、非暴力、テロの放棄、イスラエルの承認を選択したパレスチナ人を力づけることです。パレスチナ人のために代替案の可能性を生み出すことです。ハマスを断固非難し、決定的に孤立させることです。

 イスラエルでパレスチナ人の生存権を拒否し、罪深い盲目状態の中で、自国の安全保障上の利益を無視して、暴力と憎悪を蔓延させている過激派の無責任な計画をなるがままにすることに対する拒否。

 一部の国際社会とその指導者に漂う諦めムードに対する拒否。彼らは投げやりになり、これらすべては自分たちの手に負えず、もはや何も手立てはないと思うに至りがちです。しかしながらフランスの魂におけるすべては既成事実の宿命を拒否します。我々は今日、和平プロセスを救う機会を得ています。これは歴史に対する我々の責任であり、この機会をつかむことは我々の名誉です。

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 フランスの極めて重要な決定である今般の承認は、呼びかけでもあります。

 世界のすべての人々と国々への呼びかけ。平和構築に皆さんの力を貸してください。国連総会に合わせて9月に開催される首脳会合に出席し、我々がサウジアラビアと始めた不可逆的なダイナミクスに参加してください。

 パレスチナ国家をまだ承認していない国々への呼びかけ。今日、あなたの決定が物事の流れに最も大きな影響を与えます。ハマスが武装解除するまで、パレスチナ国家の承認を待つことは、自らをハマスの手に委ねることになります。イツハク・ラビンはそのことを理解し、まるで和平プロセスがないかのようにテロと戦い、あたかもテロがないかのように和平プロセスを追求しました。今日承認することで、あなたはハマスの排除に向けた条件をつくり出すことになります。

 アラブ諸国とイスラム諸国への呼びかけ。反ユダヤ主義、過激主義、テロを助長するイスラエル排斥を根元から断ってください。イスラエルとの正常化への道に戻ってください。イスラエル人に彼らの国とすべての近隣諸国が結集する地域安全保障体制から得られる利益に気づかせる材料を与えてください。それは勇気を要しますが、あなた方にはその勇気があります。

 イスラエル政府への呼びかけ。世界中で高まる憤りの声を聞いてください。苦境を脱するため、あなたに差し伸べられた手をつかんでください。あなたと平和に安全に暮らしたいという隣人の願望を目を見開いてよく見てください。戦闘をやめてください。ガザへの人道支援物資の封鎖を解除してください。パレスチナ自治政府への送金停止を解除してください。すべての併合計画を放棄してください。これはイスラエルの利益であり、イスラエルの安全保障上の利益です。

 最後に歴史の試練に遭い、戦争に苦しめられたイスラエル人とパレスチナ人の2つの民族への呼びかけ。

 私が10月7日の大量殺戮から1年後に訪れたレイムで、

 廃墟と化したガザから数キロのエル=アリーシュで、

 私はあなた方が沈んでいる暗闇の広がりをこの目で見ました。

 あなた方の意識に振るわれる暴力に精神の武器で対抗してください。ラビン、アラファト、彼らの後を継いだ和平の立役者たちが勇敢に刻んだ道筋をたどってください。積年の憎悪と破壊的な怨恨から離れて、あなた方の子どもたちを育ててください。和解に至る唯一の道、必要な妥協と本質的な点に関する非妥協性の間にある尾根道を共に手を携えて歩み始めてください。

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 世界の平和と安全に対する特別な責任を認識し、中東における暴力の連鎖を断ち切る決意であり、我が国にそれを断念させようとする人々からの攻撃を意に介さないフランスは、パレスチナ国家を完全に承認する用意があり、来たる9月に国家承認を実施します。

 地域の人々が正義、相互承認、共通の人間性に基づく新しい絆で結ばれるために。恐ろしい戦争の章が閉じられ、待ち望まれた平和の章が開かれるために。

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