公開日時 2025年08月03日 19:09更新日時 2025年08月03日 20:08
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東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、新潟県が開いた公聴会=3日午後、新潟市
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共同通信
新潟県は3日、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に関し、県民の意見を聞く3回目の公聴会を開き、上越市など6市の13人が参加した。「原発事故時の避難計画が不十分だ」「再稼働で電力料金が抑制される」などの意見が出た。再稼働について条件付きを含めた賛成9人、反対3人、1人は「判断は難しい」とした。
一般公募の上越市の60代女性は、能登半島で起きた地震で土砂崩れがあり、一時帰宅が難しくなった経験を踏まえ「原発事故が重なる複合災害となれば、被ばくせずに避難することは不可能だ」と反対を表明。同市の60代男性は、賛成の立場で「再稼働しなければ、負の遺産だけが残ることになる」と述べた。
再稼働は地元同意が焦点だ。花角英世知事は県民の意向を見極め、自ら是非を判断するとしており、県内市町村長との懇談会を7日まで開くほか、31日まで公聴会を続ける。さらに県民の意識調査も9月末までに結果がまとまる見通しとなっている。